花束のトリセツ(#1)
もし花束をもらったらどうしますか?
まさかラッピングを外さずにそのまま…なんてことはしていませんよね??
今回はブーケをもらった際に長く楽しめるコツをお話しします💐
これから歓送迎会や卒入学式、母の日も控えていて花束をもらう機会もあると思います。
とても簡単な上、知っていると役立つ情報なのでぜひ覚えてくださいね!
ブーケを手にしたらすぐにやって欲しい4step
1.花瓶とハサミの準備
まず、必要なのは花瓶とハサミ。
<花瓶>
「花瓶:花束=1:1」になるのが飾ったときにキレイに見えるバランスです。花束と花瓶を並べてみて、大きさに合わせた花瓶をご用意ください。花瓶の中の状態もとっても大事。洗剤でしっかり洗いましょう。
(枝物などは、花瓶:花束=1:2でも◎)
<ハサミ>
ハサミの切れ味はお花の持ち具合に関わります。なるべく切れ味の良いものを用意してください。花バサミがベストですがなければキッチンバサミやクラフトバサミでも大丈夫です。
2.ラッピングを外す
「せっかく可愛くラッピングされているのに、 外すのはもったいない! 」と思う方もいると思います。
でもラッピングをつけたままにしていると、花同士がくっついてムレやすくなり、カビ発生の原因や花の痛みにも繋がってしまいます。
茎の下にある保水も全て外しましょう。
ただし、ブーケを結んでいる紐や輪ゴムは切らずにそのままに。
\ 花束の茎も洗いましょう /
このひと手間は結構大事です。
保水材にゼリー状のものがついている場合は洗い流しましょう。
このときに軽く手で茎も洗い流します。そうすることにより茎についているバクテリアも流れるので花束の持ちが変わってきます。
3.花束の処理
知っててほしい、お花を元気にする水揚げ!
<葉の処理>
水に浸かる部分に葉が触れてしまうと、水が悪くなりやすいので、お水に浸かりそうな葉を取り除きまず。
<水揚げ>
水揚げとは、お花の切り口の状態を良くし、水の吸い上げを良くする作業のことです。
水揚げとお花は相性があるので様々な種類があるのですがとりあず覚えてほしいのが「水切り」。
バケツやボールにお水を張り、水の中に茎をつけながら下から1㎝ほど斜めに切ります。
※斜めに切ることにより切り口が広くなり、たくさんお水を吸うことができます。
4.花瓶に活ける
茎が全て水に浸かるように花瓶に水を注ぎ、花束を活けます。
このときに、たくさんお水を入れたいと思いますが、あまり多いと逆に茎が悪くなることも。半分より少し多めを目安に入れてください。
いろいろな方向を見ながらきれいだなと思う向きを探して飾ってくださいね。
以上となります!!
慣れてくると、5分程度でお花をきれいに飾ることができます。
知っているのと知っていないのとでは、楽しみ方が大きく変わってきますよ!
お花のある生活に役立てて下さいね。
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