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Zen cartへのクレジット決済モジュールインストール方法 by Gozzandes

Stripe決済モジュール  for Zen cart version 1.5.8 作成者:Gozzandes

ダウンロードはここから

はじめに

  1. このモジュールは決済代行会社Stripeより提供されるサービスを利用するためのものです。このサービスを利用するには決済代行会社Stripeとの契約が必要となります。

  2. このモジュールは137種類の通貨を取り扱いが可能

  3. インストール前、インストール後及び運用時における必要事項

  • インストール前:全てのファイルとデータベースをバックアップしてください。特に上書きするファイルは 必ずバックアップをしてください。インストール作業は自己責任となります。

  • インストール後:テストモードにて動作を確認してください。決済した金額が正しいか、Stripeダッシュボードのテスト環境においての、支払い=>成功金額と、Zen cartの管理画面「顧客・注文の管理⇒注文管理」注文合計を比較し同じか確認してください。

  • 運用時:このモジュールインストール時はテストモードがデフォルト値となっています。テスト終了後、本番は必ずテストモードを「false」にしてください。決済代行会社Stripeから提供されるシークレットキーは公開しないでください。.

  • 重要:APIキーを変更した後は必ず下記手順を実行してください。
    管理画面=>追加設定・ツール=>SQLパッチのインストールを選択し、「ファイルから読み込む」に添付ファイル erase stripe records.sqlを選択、アップロードボタンを押してください。または、 TRUNCATE ` stripe `;  をクエリ文を「貼り付けて実行してください」欄に貼り付け、送信ボタンを押してください。

  • このモジュールに起因する損害は補償できませんので、必ず事前に取り扱う通貨全ての作動試験を行うとともに、運用開始した後も、正常に作動しているかを確認してください。

作動要件

  1. Zen Cart version 1.5.8

  2. SSL(SSLが必要です。SSL無しでインストールした場合、注文確認ボタンを押すとエラーが発生します。)

  3. PHP 7.3から8.2

  4. 135種類の追加が使用可能
    支払いの種類は以下の通りです。
    クレジットカード
    Cartes Bancaies
    JCB
    Alipay
    Apple Pay
    Google Pay
    Link
    WeChat Pay
    Convenience store settlement
    Bancontact
    EPS
    giropay
    iDEAL
    Przelewy24
    Sofort
    SEPA Direct Debit

インストール方法

  1. ダウンロードしたファイルを解凍してください。

  2. テンプレートフォルダー名の変更

    • Stripe_module_zc158/www/includes/templates内にあるYOUR_TEMPLATEフォルダー名を適用するテンプレートファイル名に変更

  3. 上書きファイルは下記4つのファイルです。

    • Stripe_module_zc158\www\includes\languages\english\lang.account.php

    • Stripe_module_zc158\www\includes\languages\french\lang.account.php

    • Stripe_module_zc158\www\includes\languages\german\lang.account.php

    • Stripe_module_zc158\www\includes\languages\japanese\lang.account.php

  4. ファイルのアップロード

    • Stripe_module_zc158=>www=>includes内のすべてをZen cartのincludes内に全て貼り付けしてください。

  5. アップロードすると、管理画面=>モジュール=>支払いモジュールの設定にStripe Payment : Credit Cardが追加されます

  6. モジュールインストールボタンを押すと、Stripe決済モジュールがインストールされ、下記項目が表示されます。

    • Stripe決済モジュール・・・・・ True(有効)/False(無効) デフォルト値True

    • テストモード・・・・・ Stripe決済モジュール True(有効)/False(無効) デフォルト値True

    • ペイメントゾーン・・・・・ Stripe決済モジュールが有効な地域を限定することができます。 デフォルト値空白

    • 並び順の設定・・・・・ 顧客が決済選択時に、他決済モジュールとの並び順を設定することができます。デフォルト値 0

    • API公開キー・・・・・ Stripeより提供された公開キーを入力

    • AIPシークレットキー・・・・・ Stripeより提供されたシークレットキーを入力

    • テストモード API公開キー・・・・・ Stripeより提供されたテスト用公開キーを入力

    • テストモード APIシークレットキー・・・・・ Stripeより提供されたテスト用シークレットキーを入力

Stripe決済モジュールのテスト(本番前には必ずテストモードで運用試験してください。) 

  1. 管理画面(テストモード)

    • 決済代行会社Stripeより提供された、API公開キー、AIPシークレットキー、テストモード API公開キー及びテストモード APIシークレットキーを、間違えないように正確にそれぞれ入力し、アップデートボタンを押します。

  2. ショップ画面(テストモード)

    • 商品をカートに入れ、お買い物手続きから支払い手続きに移行します。

    • 支払い方法画面においてStripe決済を選択すると、クレジット決済画面が表示されます。クレジット決済画面が出ない場合は、APIキーを間違えている可能性がありますので、管理画面にてご確認ください。

 NOTE:Stripeのシステム上、米ドルやユーロなど、小数点第2位まで使用する通貨はStripeサーバーに100倍にして送信します。Stripeサーバーは、受け取った数字を1/100に変更し管理します。日本円は小数点がないため、そのままの数字をStripeサーバーに送信します。このモジュールでは、通貨によって自動的に変換しますが、本番前に必ず取り扱う通貨全てにおいて運用試験してください。このことが原因による損失は当方では負担しません。

顧客側からのクレジット決済情報の削除方法
 顧客のクレジットカード情報は暗号化し、データベースに登録されていますが、顧客の判断により削除することが可能です。
 マイアカウントの下にStripeクレジットカード情報削除ボタンにより削除することができます。削除後は、この表示も消えます。

本番 (テスト終了後)

  1. 管理画面=>モジュール=>支払いモジュールの設定にStripe Payment : Credit Cardを選択し、編集ボタンを押します。

  2. テストモードをTrueからFalseに変更し、更新ボタンを押してください。

  3. Stripe Payment : Credit Card項目内に赤色で何も表示されていないことを確認してください。

  4. ショップ画面上部に赤帯の「STRIPE IS IN TESTING MODE」が表示されないことを確認してください。

重要:APIキーを変更した後は必ず下記手順を実行してください。
管理画面=>追加設定・ツール=>SQLパッチのインストールを選択し、「ファイルから読み込む」に添付ファイル erase stripe records.sqlを選択、アップロードボタンを押してください。または、 TRUNCATE ` stripe `;  をクエリ文を「貼り付けて実行してください」欄に貼り付け、送信ボタンを押してください。
NOTE :テスト終了後、APIキーを変更した後に上記SQLを実行する意味は、APIキーとStripeカスタマIDは関連しているため、APIキーが変更されると間違ったStripeカスタマIDがStripeサーバーに送られStripe決済フォームが表示されなくなります。上記手順により、StripeカスタマIDが全て削除されます。

NOTE : Stripeダッシュボード=>支払い=>すべてを見ると、未完了が多数表示されますが、これはZen cartの支払い画面が表示される毎にpi_xxxxxxxxxxxxxxが発行されるためと、StripeサーバーとZen Cartの仕様上、1回の決済につき2個のpi_xxxxxxxxxxxxxxが発行されるためです。

アンインストール

  1. 管理画面=>モジュール=>支払いモジュールの設定にStripe Payment : Credit Cardを選択し、アンインストールボタンをクリックしてください。

  2. 管理画面=>追加設定・ツール=>SQLパッチのインストールを選択し、「ファイルから読み込む」に添付ファイル uninstall_stripe.sqlを選択し、アップロードボタンを押してください。または、 DROP TABLE IF EXISTS `stripe`;  をクエリ文を「貼り付けて実行してください」欄に貼り付け、送信ボタンを押してください。


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