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女子高生と付き合う無職のおじさんの話

突然だが私は高校三年生、まさに受験生のときうつ病だった。私は絶望を抱えながら毎日を過ごしていた。そのときに出会ったのがおっさんだった。

おじさんのスペック

おっさんはそのとき33歳でバツイチだった。結婚していた女性とはDVが原因で別れた哀しき思い出がある。趣味はFPS……だけならまだよかったがdiscordでのサーバー荒らしだった。おっさんはよく嘘をつくのが得意であり、サイコパスを自称していた。サーバーも人も荒れていたときに一人で高笑いをあげていた。そう、中二病だったのである。忠誠心が低く口が軽い情報網のことを「スパイ」と呼び、自分を高IQだと自称し、気に入ったキャラがいればそのキャラの口調や口癖を真似していた。誰にでもあるよねこの時期。できれば中高生あたりで終えていたいよねこの時期。

なんでこんなおじさんと付き合うの?

というご指摘はごもっともだと思う。では当時の私のスペックを見てみよう。

女子高育ちで男を知らない・受験期でストレスの渦中・自尊心が低い・メンタルを病んでいる etc

メサコンも大歓喜。拍手喝采。阿鼻叫喚。そう、私は通常の女子高生より確実にチョロい。

マジで当時は白馬に乗った王子様に見えたんだ。現実は違ったが。(超低身長、決してイケメンとは言えない顔、ポケモンのヤレユータンに似てる、オタクっぽい仕草と言動)

きっかけは私がアニメ好きなので友達と一緒にアニメを見ないかと言われた。そのとき保健室登校で友達と遊ぶなんてできなかった私、友達ができたと思い大喜びで承諾した。連絡してきた時間帯にコンタクトをとるとどうやら友達は寝てしまっているから先に二人でアニメを見ることになった。私は彼氏ができなくて悩んでいることを伝えた。彼の心中は知らないがそのときよっしゃ!コイツ落ちるわwwwなどと思っていたに違いない。ハーァ死にてぇ(黒歴史)

そうして二人で一週間くらい一緒に、アニメ動画が見れるツールでアニメを観ていた。あるとき、ヤツが冗談でシモい話を振ってきた。「そういうこと(エッチなこと)に興味あるの?」私はどうしたらいいかわからなかった。「セクハラ」と言えば済む話だったけど嫌ではなかった。そのときにこのおっさんが好きなのではないかと気づいた。そのあと二言三言交わしておっさんも私の好意に気づいたのだろう、「気づいてるよ、あなたが僕のことが好きってこともね」私は酷く動揺した。おっさんとの友情が崩れてしまうのではないかと思った。そのあと付き合うムードになって、ちょっと雰囲気もイヤラシイ感じになってオナ電を求められたけど、親がいるから、と断った。冷静に考えたらこの時点でおかしいだろ私!!!!!!気づけよ!!!!!!!!!!!!!!!

はい、黒歴史でぶりかえしました。次の項目ではなぜ別れることになったか説明します。

なんでおじさんと別れたの?

簡単に言ってしまうと性格が合わなかったから、です。喧嘩をたくさんしました。相手が怒る要因となったのは私がデートをドタキャンしまくったかららしいです。自分を擁護するつもりでこの文章を書いているかもしれない。でも、言わせて欲しい。うつ病という病気は急に体調や心の不調を引き起こすことがあります。もし、周りにうつ病の友達や知り合い、家族がいたらこのことを忘れないで欲しい。彼ら彼女らは決して怠惰ではなく、そういう病気なんだと理解してください。よろしくお願いします。(まあ彼には理解されなかったけどな~ワハハ!)

私は彼に対して何度も怒ったし、諭すこともありました。けれどなんというか彼は話が通じない人間だったのです。説明が難しいのでほら……某掲示板に出没するじゃないですかああいう類の人間。まあ、そういうことです。

別れた後の後日談

衝撃の事実が発覚したのである。なんと、三股されていたのである。二股ならわかるけど三股……?サンマタノオロチさんですか???ちんこ3つあんの???

具体的に言うと彼はdiscordで女の人にエロイプをしかけていたのである。付き合っていたころも生理の日以外ほぼエロイプだったので、彼はエロイプおじさんなんだと思います。

あと最近彼女が新しくできたらしくて自慢が激しいみたいなんですが、その彼女さんと付き合い始めた日、私が付き合ってた時期と丸被りなんですよねェ!!!あああぁぁああぁぁああぁぁあ!!!!(おわり)


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