失敗しない部屋探し 基本編3(抜粋用語集)

「良い部屋を・いかにお得に・いかに効率よく見つけるか」のノウハウをご紹介!業界裏話もあります!

辞書

『基本用語』

物件検索サイトを見ていたり、実際に不動産屋で図面を見ているときに、「これなんだろう?」「どんな意味だろう?」という言葉がありますよね。
今回はその中でも基本的なものを抜粋してご紹介します。

※敷金や礼金などの費用面の用語については、前回の記事をご覧ください
失敗しない部屋探し 基本編2


アパート・マンション

「木造」「軽量鉄骨造」がアパート
「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造(RC造)」「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」がマンション

つまり構造の違いで分かれます。
上記5つは基本的なもので、たまに「ALC造(気泡コンクリート造)」というものもありますが、これはマンションです。
「木造と軽量鉄骨はアパート・それ以外はマンション」と覚えればいいと思います。


アパートとマンションそれぞれの主なメリット・デメリットは以下のような感じです。

【アパート】
(メリット)

・賃料が安い
・同じ帖数、平米数のマンションより広い
(デメリット)
・防音性が低い
・冬が寒い(気密性が低い)

【マンション】
(メリット)

・防音性が高い
(デメリット)
・賃料が高め
・同じ帖数、平米数のアパートより狭い

アパートでも防音材や断熱材が使われていて防音性や気密性が高いものもあったり、またマンションでも鉄骨造のものはコンクリが入っていないので防音性が高くなかったり、一概には言えませんが、基本的なメリットデメリットはこんなところです。

広さについて、鉄筋系の分譲賃貸マンションなどは平米数や帖数が壁芯表記(隣室との壁の中央部分から測った広さ)なので、壁の厚さ分だけ実際に使えるスペースが削れてしまうため、アパートよりも狭くなります。

メリット・デメリットはあるものの、基本的には防音性が高めのマンションのほうが人気があります。
アパートに住んでいる人からは「隣の人の電話の声が聞こえる」といった声をよく聞きますし、やっぱり防音性は快適な生活のために重要ですよね。
ただマンションのほうが家賃が高いので、予算との兼ね合いにはなります。


オートロック

建物のエントランスにある鍵つきの扉です。

オートロック

これがついている物件の場合、入居者は鍵でまずオートロックを開けて建物に入り、さらにお部屋のドアの鍵も開けることになるので、二重のセキュリティになります。

オートロックつきの物件に訪問者として入るときは、相手の部屋番号を押してインターホンを鳴らします。
相手が開錠ボタンを押すとオートロックが開くので、建物内に入ることができます。

オートロックがついていると、例えばセールスなど望まない来訪者が来たときに、オートロックを開錠しなければ部屋の前まで来られることがないので安心感がありますよね。
セキュリティ重視の方に人気の設備です。


宅配ボックス

宅配ボックス

不在時に荷物のお届けが来たときでも、宅配ボックスがあれば配達業者がここに入れてくれるので受け取りが可能になります。


配達業者の人が暗証番号などをメモした用紙をポストに入れてくれるので、それを元にボックスを開錠して荷物を受け取るという流れです。


一人暮らしや共働きで家に誰もいないことが多い方にとって便利なのはもちろん、配達業者にとっても再配達の手間が省けるので嬉しいですよね。発明した人はほんとすごいなと思います。


浴室乾燥機

これがついていると浴室で洗濯物を乾かせるので、雨の日や夜間でも洗濯ができて便利です。


クッションフロア

ビニール材の床材です。

床材はフローリング(木)が主流で人気も高いですが、家賃も高めになる傾向があります。
それに比べクッションフロアは割安なので、そのぶん家賃も割安なケースが多いです。
またフローリングに比べて貼り替えが容易なので、退去時の原状回復費も安く抑えられます。
「フローリング調のクッションフロア」であれば見た目はフローリングと変わらないので、フローリング特有のおしゃれさを味わうこともできます。


他にも用語はたくさんありますが
実際にお客様から質問されることの多い用語はこんなところですね。

最低限このあたりを押さえておけば、物件検索や物件選びには問題ないかと思います!


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