劇団 雪月花

2月6日(木)劇団 雪月花(桜川 翔座長)を観劇。
場所は鈴成り座。初めて行く大阪の劇場である。
元々、大阪生まれの大阪育ち。大阪と聞いただけでテンションが上がる。
この日は『翔ちゃんまつり』。
大衆演劇ファンになって21年になるが、雪月花とのご縁は昨年(2019年)12月。たまたま行った奈良の弁天座。この劇場で何の予備知識もなく雪月花の舞台を観た。
「ええやん。ものすごいええやん。サイコーやん」
思わずつぶやいた。座長の気品あふれる女形はもちろん、舞台に賭ける情熱が客席に伝播する。
これこそ私が好きな波動である。
『翔ちゃんまつり』
通常、大衆演劇の役者さんたちは楽屋化粧前で化粧をして、着物👘を着て、かつらをかぶり準備万端整えていざ舞台へ。ところが桜川座長はそのウラの部分をあえてオモテ舞台で行なった。
1人の女形が出来るまでのプロセスを奥様であられる女将さんが仕上げ、座員の明音ちゃんがフォローしながら作り上げる。その間(あいだ)舞台では座員さんの舞踊が次々と繰り広げられ、その舞踊を見ながら座長の仕上がり具合を見る。交互に見なければならないので目は忙しかった(笑)この日も家内を連れて行ったが、斬新なアイディアにただただ感動。私の周りにいたお客さんたちも喜んでいた。
「大衆演劇の舞台ウラってどうなっているんだろう❓」
お客さんの大半は興味があると思うのである。
それを垣間見せてくれた座長に拍手を送りたい。
今後も雪月花の進化に注目している^^

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