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親として、お金の教育について。

『貯金すらまともにできていませんが、この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』刊行記念オンラインイベント 

を、企画しました。

ここでは、私がどういう思いでイベントを企画したのかを書いています。それは極めて個人的な、娘のために出来ること、でした。

お金の事を学ばなきゃ

2019年。娘が生まれて一年ほどしたある日。ふと。

親としてこの子に教えてあげなきゃいけないことって何かな?

と考えた。

自分の人生振り返ると、生きていくために必要な知識の土台は、たいてい義務教育で教わっていた。文字もかけるし、数も数えられるし、のどが乾いたら水を飲む。子供のころに教わったことは、今も生きるための基本になっている。

義務教育ありがとう。なんだか出る幕がなさそうだ。

じゃあ逆に、大人になって、知らなくて困った事ってなんだ?

この答えは明確だった。お金だ。

「お金の稼ぎ方」とか、「資産運用」とか、「家計簿のつけ方」とか、そういうことじゃなくて。

”お金って、何?”

という、基本的な、謎。

娘が生まれはるか昔。
働いて、お金をもらって、飯を食う様になった頃。

利息って、どういうこと?
保険ってどういう仕組み?
税金ってどうやって決まるの?
なんで、誰にでも出来る仕事を失敗して、怒られて、お金を貰えるんだ?
なんで、人手の足りない自治会の手伝いをして、たくさん感謝されても、お金を貰えないんだ?

世の中に当たり前に転がっているお金のことを、私は何も知らないな、と悩みんでいた頃、たまたま見かけたある特集。

むむ。これは、どうやら学校で教わっていないお金の話。

水って何?空気って何?は、教わってきたのに、同じくらい生きるのに大切な、お金について、授業を受けた覚えがない(寝てたならごめんだけど)

儲け話とか、稼ぎ方とか、そういう事じゃなくて、お金について知らなすぎて、怪しい話とまともな話の判断もつかない。まま、私たちは大人にさせられて、経済活動に放り込まれている…

時は経ち、2019年。私は、改めて「お金って何?」と向き合い、娘のためにちょっとずつでも勉強しておこうと決意し、たまたまVoicyで見つけた大河内さんの発信に触れるようになりました。

毎朝話されている「お金の教育を義務教育に」という理念は、私にとって共感度100%。

何かしらこの活動を微力でもサポートできないかなぁと思っていたところに、フライング気味の「新刊本作ります」の宣言があったので、その日のうちに書店の担当者に企画を持ち込んで、バタバタと現在に至っています。

なぜオンラインイベントを開催することが活動のサポートになるの?

今回のイベントは出版直後のタイミングで、イベント視聴チケットの販売は出版前。予約販売のような状態でした。

出版前の予約販売を買う人って、はっきり言ってしまうと、著者さんのファンの方が9割くらいという見込みです。書店に並んでいないし、情報もほとんど出ないので、著者さんにアンテナが向いている人でないとその情報は受信できないからです。

たとえファンじゃない、一般の方に情報が入ったとしても、内容のまったくわからない書籍のオンラインイベントの視聴チケットにお金を払う人は、少ない。

それじゃあ結局フォロワーが盛り上がって終わりじゃないか、と思われてしまうところですが、大切なのはその先です。

発売前に、販売冊数が見える。

改めて、本屋さんに並んでいる書籍の数を想像してみてください。

めちゃくちゃ多い、ということはわかっていただけると思います。(雑でごめん)

あれだけの数なので、一冊一冊内容を精査して仕入れることは、物理的に不可能です。その著者の前作の売れ行きや、知名度や、今だとnoteで話題になって書籍化、とかもあるので、SNSでの評判など、さまざまなデータと、仕入れ担当者の経験則もプラスして、書店に置かれる書籍の種類と冊数が決まっていきます。

そこに、「発売前にオンラインイベントで〇〇冊予約が入っているよ」というデータが入ってくると、各書店の仕入れ担当者の判断に少なからず影響を与える。

・・はず。

ということはこの”〇〇冊”の大きさ次第で、店頭展開してくれる書店が増え、平積みしてくれる書店が増えます。

そうすると、ふらりと書店に立ち寄った誰かの目に留まる確率が上がり、書籍の知名度が上がり、大河内先生、あんじゅ先生の知名度にも貢献できます。立ち読みして、買ってくれるかもしれませんし。(あんじゅ先生のVoicyも大好きです。2020年11月12日はいつ聞いても最高です。)


というように、このオンラインイベントでの書籍の売上がどの程度今後の展開に影響を与えるか、明確な数字はわかりません。が、少なくとも、現在の数字が多くの書店にインパクトを与えていることは確かです。

そのきっかけとなる

”〇〇冊”

は、ご購入いただいたみなさんのおかげでできた数字であることに、一ミリも疑いを持っていません。本当に感謝しています。

公式の発売日が過ぎ、書店での展開もスタートした今、大河内先生、あんじゅ先生のファン、フォロワーのみなさんとともに、思い出に残るイベントになったらいいな、と、勝手ながら思っています。

最後に

冒頭に書いた通り、イベントを立ち上げた私の思いを少しでも共有、共感していただけたら最高です。

それでは9月14日、楽しんでくださいね。

あ、あ、ご購入は書籍つきは13日まで。
書籍なしの視聴チケットであれば14日18:00までご購入いただけます。
1週間、アーカイブ視聴もできます。
まだの方はぜひ、よろしく、なにとぞ、お願いいたします。


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