見出し画像

赤い羽根共同募金 NHK歳末たすけあいの関係と社会福祉法

NHK歳末たすけあいは、赤い羽根共同募金の一部である

NHK歳末たすけあいは、呼称であって、団体ではない。NHKは広報担当で、各地域内の福祉団体等への分配と各地域内の募金の集金・領収書発行は地域共同募金会が行う


何故そう言えるのか?の説明

赤い羽根共同募金とは

正確には、中央共同募金会(連合)の下に各地域単位の地域共同募金会が存在する。(たとえば大阪なら大阪共同募金会)という団体の集団の愛称
根拠法令は社会福祉法

共同募金は、年に1回のみ可能

(共同募金)
第百十二条 この法律において「共同募金」とは、都道府県の区域を単位として、毎年一回、厚生労働大臣の定める期間内に限つてあまねく行う寄附金の募集であつて、その区域内における地域福祉の推進を図るため、その寄附金をその区域内において社会福祉事業、更生保護事業その他の社会福祉を目的とする事業を経営する者に配分することを目的とするものをいう。

社会福祉法 第112条

基本的に赤い羽根共同募金 (各地共同募金会が地域別に実施)は、概ね毎年10月1日から3月31日までの半年間を厚生労働大臣の認可において実施している


NHK歳末たすけあいは、共同募金なのか?の証明

年1回しか共同募金(多人数無差別への広報と募金集金)は行なえない。
別な広域の募金活動である場合には赤い羽根を対価として配る募金活動が違法行為になるため、「NHK歳末たすけあいは年1回だけ実施できる共同募金の広報活動形態が異なるだけのもの」となる。

6.4億あつめると5.5億助成する1.5割の経費が掛かる広報活動です。


募金を受け取った団体への禁止事項(注意事項)

共同募金会から共同募金として集められたお金をもらったら、1年間は寄附募集は禁止

社会福祉法 受配者の寄附金募集の禁止)
第百二十二条
 共同募金の配分を受けた者は、その配分を受けた後一年間は、その事業の経営に必要な資金を得るために寄附金を募集してはならない。

社会福祉法 第122条

社会福祉法違反な例 WBPCのBONDプロジェクト