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日々を綴る(48)9月8日

昨日のことをいくつか。

半日だけ仕事をする日。

「それだけ働いていても、嫌そうな顔しないよね」と少し前に夫に言われたことを思い出す。ひとつひとつの小さなタスクに対して面倒だな、嫌だなと思うことはあっても、はたらくことそのものに対する嫌な気持ちはそんなにない。ああ本当に嫌だな、と思ったらとっくにやめている。これまでだってそうだった。

夕方、海を見に行こうと海岸へ向かうも、釣りの季節を迎えていることを失念していた。駐車場に10台ほど車が停まっているのを見て、今年もこの季節が来たな、と少し気持ちが沈む。港に活気があるのは嬉しいけれど、わたしの好きな海岸にはあまり近寄りたくなくなる季節。
ただ、看板が新しくなっていて、それがとても好きな雰囲気で嬉しい。沈んだ気持ちが浮き上がってくる。

変化してこなかったもの、は、たぶん存在しない。ここに至るまでの歴史をすべて知り理解することは難しいけれど、自分に受け止められる分だけ受け止めて、そのまま、じゃなくていいから、つないでいけたらいいなと思う。

夜、嬉しい約束をする。花のことをたくさん聞きたい。

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