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日々を綴る(9)

正月休みとその後の3連休が終わり、いつもの日常がまた始まりました。今日は風がとても強く、海岸へ行こうと思っていましたが寒すぎたので断念しました。気温よりも、風の強さで寒さの感じ方はかなり変わります。海があるのは北の方。斜里岳の方は南、ウトロは東、網走は西。ここで暮らしているうちに自然とそういうふうに東西南北を意識するようになって、「今日は北風がかなり強くて寒いなあ」などと思うわけです。そんなのは大したことじゃないのかもしれませんが、屋外で仕事をしているわけでもない、いわゆるオフィスワーク的なものがメインのわたしのような人間でも普通に生活しながらこういうことを感じられるのって、なんかいいなあ、と思います。

3連休中は、特別なことは何もしていませんが、海外の話を聞いたり、隣町の話を聞いたり、普段まったく接点のない人びとの様子を眺めたり、散歩をしたり、普段近くにいることが多い人とゆるやかな時間を過ごしたりしました。今年は旅に行きたいとかなり強く感じていますが、日常の中でも新しい発見はたくさんあるなとも思いました。いつもの日常をこつこつと続けながらも、ちょっと違う道を通ってみるとか、早起きして散歩してみるとか、行く必要はない場へなんとなく行ってみるとか、新しい味のケーキを買ってみるとか。そんなことができているだけで、わたしはもう十分すぎるほど幸せなのかもしれません。

話は変わりますが、わたしは「受け入れる」ということを安易にしないように心がけています。誰かからの納得できない提言とか、そういうものは「いったん受け止める」ようにしています。「受け入れる」と、自分がそれに負けてしまったような、納得いかないものに染められてしまうような、毒されているような感覚になってしまいますが、「受け止める」だけであれば、いったん自分の手の中に留めて、必要な部分だけ取り出して受け入れるとか、そのまま丸めて投げ返すとか、見えないところでこっそりさよならするとか、いろんな方法で対処することができます。だから何だと言われると困ってしまうのですが、そうやって、周りとうまく付き合うとかの前に、自分とうまく付き合っていかねばなあということを最近はしみじみ感じています。

今日はあんまりすらすらと書くことができません。短めですが、ここでやめることにします。夜でも書けるだろう、と最初は思っていましたが、やっぱり朝の方が頭がすっきりしていて書きやすいのかなあ。実験してみては何かに気付く、そんな毎日です。

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