有機合成実験のやり方1

受託合成会社では合成実験が出来ないと仕事になりません。合成実験が出来るとは、単に実験操作が出来るだけでは不十分です。

なぜ、その実験をするのかストーリーを作らなければなりません。

ただの追試実験なのか、問題点の抽出のための実験なのか、原料の品質確認のための実験なのか、最終のゴールは何なのか意識していないと、遠回りすることになります。

遠回りすることが致命的なのは、仕事ではスピードが重要となるからです。

ストーリーを作って仕事を進めるということは、ハッピーエンドをイメージして、そこに向かって行くことです。
そしてハッピーになるのは顧客である。(ドラッカー風)

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