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半沢直樹から学ぶ、組織人が従うべきコト。

半沢直樹の新シリーズが始まりましたね!

銀行と子会社のバッチバチの関係。あのドラマを見て銀行系の子会社に新卒で入社したい!って言う人減らないか心配。知らんけど。

サラリーマンは何に従うべきなのかどうかを取り上げたストーリーは組織人の心を熱くさせますよね。

「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任!」
「プロパーの手柄は出向組のもの、出向組の失敗はプロパーの責任」

(プロパー=銀行からの出向ではなく、子会社で新卒採用された人材。)


作中の印象的なセリフです。「上司や親会社のいうことに従え!」ということですよね。これに対しての第2話での半沢の返しがスマート。

銀行のトップである頭取が掲げるスローガン「顧客第一主義」に従っただけだ!と言えば上司でも親会社でも文句は言えないんです。

スローガン、つまり企業理念(この銀行での立ち位置は不明ですが)は会社の存在意義であり働く意味。

つまりこの銀行や子会社の仕事は、お金を貸すことや、証券を売ることではなく、「お客さんのためになることをする」ことなんです。

仮に上司や親会社でも、これを邪魔すれば組織人としての道を外れてしまいます。例えるなら魚を獲るのを邪魔する漁師の上司。治療をさせない医者の上司。みたいな感じ。ただのパワハラ。


企業理念って大事ですよね。

僕が働いている法人でも法人理念を大切にしています。

実は僕が入社する前はお飾りの様に理念を掲げているだけだったのですが、理念ってどんな意味があって、なんで大切にしないといけないのかを職員の皆さんにお伝えさせていただきました。

これが僕の最初の大きな仕事でもありました。

障害福祉施設はわかりやすい数字の目標が立てにくいため、共通の指標が特に必要な業界だと思います。

それに法人内では様々な事業をしているため共通の指標の設定というのが難しいのです。

そこで、法人理念の再確認と行動指針の設定をさせていただいたのです。

現在では理念や指針を記載したカードの携帯や、理念や行動指針を盛り込んだ振り返りシートの活用、行動指針賞などの取り組みを行なっております。

半沢の様に「理念に従ってるだけです!」とプライドを持って働くのってかっこいいなーと思った次第です。

こんなトゲトゲした職場は嫌ですが・・


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