「ジャージー・ボーイズ」から学ぶ、仕事のパートナーとの付き合い方。
先日見た「ジャージー・ボーイズ」(2014)から感じたこと。
同作品はフォーシーズンズを題材にしたミュージカルを、クリント・イーストウッドが映画化した作品。
ニュージャージーのチンピラだった、のちのメンバーとなるトミーとニックがフランキーとボブを加入させ「フォーシーズンズ」を結成。一躍スターになるが、脱退、借金、解散と階段を転げ落ちて行きます。
フランキー・ヴァリの美しい歌声は、当時の音源を聴いても感動させられますし、ボブ・ゴーディオの曲はどれもオシャレ。
そんな彼らが何故失敗、転落していったのか。
それはパートナーでありメンバーのトミーとの付き合い方です。人間的に問題があるトミーですが、そんなトミーに才能を発掘してもらったフランキーは恩を感じて強く注意出来ない。
バンドという集団の特性上「コイツムカつくからパートナーを変更!」なんて、そう簡単にできることじゃ無いです。
なので「付き合うパートナー」ではなく「パートナーとの付き合い方」が重要だったのです。
正しい付き合い方に必要だったのは「ルール」です。お金の配分とかは決めてたっぽいですが、行動指針・目標・役割分担・してはいけないこと普通の会社なら決めないことなんて無限にあります。
そこをおろそかにしているからトラブルとなるのです。
ボブ・ゴーディオとの契約についてもそう、「ジャージー流」だとか行って握手して契約!みたいなのは言語道断。そりゃおかしくなるよね。
僕も仲のいい同僚と企業したことがありますが、なあなあでやってると、相手の業務態度についてイライラしてしまうし、相手も自分のことをよく思ってない点があったり。それは「ルール」がなかったからかなと思います。
それぞれの価値観で動いて、それぞれの価値観で相手を評価してしまうと、相手の嫌なところを非難し合うことになってしまうし、落とし所もないまま不仲はエスカレート・・
なので!これから何か企業をしたり、新しいことを始めたい!という場合は慎重にパートナーを選び、考えられるトラブルを防ぐためのルールを明文化しておくことをオススメいたします。
だいぶ映画の内容から逸脱しちゃいましたが、「Can't Take My Eyes Off You」は名曲ですね。
ずっとボーイズ・タウン・ギャングの曲だと思ってました・・
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