シンディールーから学ぶ、罪を憎んで人を憎まず。
僕は、通勤時間が長いため、2日に一本は映画を見ています。
以前はDVDをまとめて10枚くらいレンタル〜みたいな生活をしていましたが、Amazonプライムを導入して映画のペースは劇的に上がりました。
あるあるですよね〜
そんな映画好きは子供にも伝染すればいいなと思って色々見せたところ、どハマりしたのが「グリンチ」
ハマりすぎてクリスマスシーズンから今まで、ほぼ毎日1回は見ています。(2回の時もあります・・)
1957年に原作が児童文庫として発表され、2000年にはジムキャリー主演の実写化もされ、2018年に「ミニオン」シリーズのイルミネーションが映像化した「グリンチ」です。
グリンチのあらすじ
クリスマスが大嫌いなグリンチが、クリスマスが大好きなフーの村からクリスマスを盗んじゃうというストーリー。
クリスマス前夜に村中の家に忍び込み、グリンチが作る発明品の数々で、鮮やかにプレゼントやツリー、飾り付けを全て盗んでいきます。
発明品のギミックの数々は、さすがイルミネーション。見ているだけで楽しいです。
いざ最後の家に盗みに入ったグリンチは、その家の女の子、シンディー・ルーの罠に捕まってしまいます。シンディー・ルーはサンタさんに会って「仕事で大変なお母さんを助けてほしい」と自分のプレゼントではなく、人の幸せを願うのです。
そんなシンディー・ルーの優しさに心を打たれたグリンチは、朝起きて全てを盗まれたフーの村のみんなに、罪を認め、謝罪し、盗んだものを返すのです。
するとシンディー・ルーは素直に謝ったグリンチを、クリスマスパーティーに誘い、グリンチは「人の優しさ」を知ったのです。
罪を憎んで人を憎まず。
NLPでは「doing」と「being」という考え方があります。
doing:その人がした行動のこと
being:行動をしたその人自身のこと
人に対して注意をしたりしかったりするときに気をつけないと行けないのが、「beingではなくdoingをしかる」ということ。
つまり・・doingは「ものを盗んだらダメでしょ!」と行為を怒るってことで、beingは「ものを盗みやがって!お前はダメなやつだ!」と人格を否定すること。
なぜその人がそんなことをしたのかを考えて注意をしないと、注意された方は何も成長しませんし、ただただ自分を否定されて反感を覚えてしまい、聞く耳を持たず悪循環に陥ってしまいます。
シンディールーも同様に、盗んだことを謝ったグリンチのことをそれ以上追求することはありませんでした。
馴染みのある言い方をすると「罪を憎んで人を憎まず」ということですね。
本当に相手に注意をして、改善をして欲しいならdoingを注意することを心がけなきゃね!とシンディー・ルーは教えてくれたのです。
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