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【勝手な詩】 白い庭

無思の庭に降り立つ
空白の花が咲き乱れ
影さえも留まらぬ空間
無音の風が吹き抜ける

形なき雲が空を飾り
色なき虹が架かる
触れられぬ夢の彼方に
無限の可能性が眠る

何もない、その中に
全てがある、見えぬまま
意識の海に浮かぶ波
透明な時間が刻まれる

「何も思い浮かばない」
それは始まりの証
虚無の詩篇、無限の物語
心の中で響き渡る

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