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【勝手な詩】 モンスターの詩

命令ばかりする影の指揮者
舞台の真ん中で踊る独裁者

揶揄ってばかりいる鏡の向こう
笑顔の仮面、嘲笑の裏側

認めない眼差し、冷たい水晶
評価の秤、いつも傾く

他人には変わる千の顔
仮面劇場、観客の前で

教師の皮を被った支配者
知識の鞭、心を打つ

お嬢様気取りのプリマドンナ
優雅な振る舞い、裏の毒牙

このモンスター、心の迷宮に
君臨する支配者、出口なき道

だが、真実は泡沫の中
夢と現実の狭間で揺れる影

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