オアシス:ネブワース1996を見てきた

普段私は映画を見ないがUKロックのドキュメンタリーは結構見に行っている。
ストーンローゼズの再結成の映画やJoy divisionなんかもやっていたが、途中から追っかけていたオアシスの自分の経験していない映画ってことで、回収も兼ねて見てきた。

オアシスについてはもはや説明不要かと思うので、wikiを見てほしい。

歴史的に振り返ると、私がオアシスに触れたのは03年くらいで、タイミング的にはヒーザンケミストリーが出たくらい。
その後の活躍はリアルタイムなので、省かせていただく。
彼らは2009年に活動を停止するが、今もなお根強い人気がある。

このネブワースの公演は、わずかデビューから2年で、2日間で25万人(応募は国民の2%である250万人)を即完で動員するという、オアシスがスターダムにのし上がった決定的な公演であり、語り継がれることで有名だった。

結果的に時期的にも名盤モーニンググローリーが発売された後の、すごく脂ののっている状態のオアシスであったからさぞかしすごかっただろう。というのがこの映画を見てすごく伝わってきた。言い換えれば事件なんだろう。
また、イギリスの階級制度と若い世代のファン、そして時代、これがすごく上手く重なった感じがした。言い換えれば、そうだろうなと思ってたが、映画を実際に見て、それ以上だったというのが正直なところ。これが当時のイギリスのリアルなんだなと感じた。

自分もだいぶ歳を取ったが、映画を見て、イントロでどの曲かわかるし、気分が上がってしまう。なんか音楽がとても好きだった(今も好きだけど)時を思い出した。
劇中ファンの方々が誇らしげに語っているのが羨ましくなった。それほどすごい公演だったんだろうなということを思い浮かべる。

日本でこういう公演をする人は出てくるのだろうか?

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