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【マジックにも勝てる】赤青覇導具解説【オリジナル】

割引あり

0.はじめに

こんにちは。ごっちんです。

まずは超CSⅥお疲れ様でした。自分は出場こそしていませんが,仲間の調整を手伝う形でこの大会に取り組みました。

今回は大会の終了から記事の公開まで大分時間が経ってしまいましたが,自分たちの調整の結果を残しておきたかったため代筆という形で記事を書くこととしました。

青魔導具というデッキ自体が下火な環境ですが,なんとか持ち込めるような形にできたと思います。新たな一つの型として今後見かけることがあると嬉しく思います。

以下,本文


1.2024/02/03時点におけるメタゲームと環境整理

当時のメタゲームについてはこちらから。

※2024年1月20日(土)発売「エキサイティング・デュエパ・デッキ」(DM23-BD4、DM23-BD5、DM23-BD6、DM23-BD7)に収録のカードは超CS Ⅵ in 福岡では使用できなかったため,現時点と多少異なる点があります。

プレイヤー間での認識は【赤青マジック】が間違いなく最強。そのため,プレイヤーのデッキ選択は【赤青マジック】を使う,対策する,対策を諦めるの3択から選ばれることになります。

環境的に向かい風である【青黒魔道具】や【青黒 COMPLEX】は選択肢から除外されやすいとして,大本命の【赤青マジック】,そこへの対策として【黒単アビス】や【黒緑アビス】といったアビス系統,諦めの【フィオナアカシック】の4つを中心に使われるだろうと予想し,それらの4デッキを主な仮想敵として調整を行いました。

2.既存の青魔導具が抱える問題点

既存の青魔導具では,とにかく赤青マジックが,中でも【歌舞音愛 ヒメカット】が重く,一度【卍 新世壊 卍】を剥がされると再設置後もカウントを進めるごとに相手のリソースを拡大させてしまい,起動前に倒される展開となりがちでした。

また,5t起動も安定するかどうか怪しい最速4t始動のデッキではそもそも現在の高速環境にはついていけなく,他のソリティアデッキにも引けをとっているのも現状です。

【奇天烈 シャッフ】を挟みながら遅延して【好詠音愛 クロカミ】を通して1t中にカウントを進め切る方針も考えましたが【飛翔龍 5000VT】に阻まれてしまったり,そもそも速度的に間に合わなかったり等で根本的な解決にはなっていないと感じました。

自分自身青魔導具というデッキが好きなためなんとかこれらの問題点を解決ないしは緩和させられないかと試行錯誤した結果が以下のリストとなります。

3.2024/02/03時点におけるデッキリスト

4 x 卍 新世壊 卍
4 x 堕呪 ゴンパドゥ
4 x 堕呪 ギャプドゥ
4 x 堕呪 バレッドゥ
3 x 堕呪 ゾメンザン
3 x 月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍
3 x 頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22
3 x 勝利龍装 クラッシュ”覇道”
3 x 流星のガイアッシュ・カイザー
3 x ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ
2 x 凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ
1 x ”必駆”蛮触礼亞
1 x ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」
1 x 音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」
1 x 光牙忍ハヤブサマル

ハッシュ
【d9a9cf1cf57974c2765f48ac07a60b41】

4.ガイアッシュ・カイザーの採用理由と無敵の新世壊作戦

4-1.ガイアッシュ・カイザーの採用理由

【歌舞音愛 ヒメカット】のマジック・フレンド・バーストに反応します

着想はアドバンスで【55枚青黒魔導具】を使っていた際に赤青マジックに対する切り返しとして,【流星のガイアッシュ・カイザー】が強かったことから。

大型大会における【流星のガイアッシュ・カイザー】の通りがいいことも加味して最初はお試しのつもりで採用してみました。

結果としては青魔導具というデッキにおける【流星のガイアッシュ・カイザー】が相手視点で想像されにくいからか,対赤青マジックだけでなく,アビス系統や青黒魔導具に対しても強く使えました。

また,マナに埋めた際も相手にケアを要求させられることからプレイの幅を大きく狭められ好感触だったため,積極的な採用へと至りました。

4-2.無敵の新世壊作戦
【音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ】について

赤青マジックに対して【流星のガイアッシュ・カイザー】の着地後からフィニッシュまで若干のラグがありました,その差を埋める札を余った枠に求めた結果採用したカードが【音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ】です。

【歌舞音愛 ヒメカット】の返しに出した【流星のガイアッシュ・カイザー】をチェンジさせることでカウントを進めた【卍 新世壊 卍】を除去から守りつつ返しの負けもケアできるため,起動までの繋ぎとなってくれます。

その他意識外からのリーサルずらしなど細かなケアも行えるため1枚だけ入れておくことをお勧めします。


本記事は以下有料となっております。

有料部分では構築の解説や最新リスト,その他各対面へのプレイ方針等を中心に記載しています。

ご購入いただいたお金は,今後の全国大会に向けた調整活動に充てさせていただきます。よろしくお願いします。

5.その他採用カード解説

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