シェーン・ビーバーの変化

2月下旬にスプリングトレーニングが始まってもうすぐ3週間が経とうとしてる中、そろそろロースターの絞り込みが始まろうとしている段階になりました。
まあ、なかなか結果に出ていない選手は、開幕ロースターに居ないので、勝敗云々に関わらないので、どう構えても仕方が無いので、そこは気にしなくても良いと思います。
今日はちょっとした特集をしようかなと思います。

1.2020年(コロナ禍により60試合の短縮シーズン)にサイヤング賞を獲得

今回はガーディアンズの顔でありエースになったシェーン・ビーバーの特集です。
ビーバーは2018年にデビュー以降、着々と力をつけ、2020年には8勝1敗23BB122SO7HRの好成績でサイヤング賞を獲得しました。
球種で言うと、4シーム、カーブ、スライダー、チェンジアップと言った感じで、彼の最大の武器はチェン4シームもジアップです。
2020年は4シームも95マイルくらいまで平均的に出ていて、スライダーやカーブでカウントを稼いで、決め球のチェンジアップで奪三振を量産していました。

2.一昨年(2022年)には1年間フル稼働で地区優勝に貢献

2022年シーズンはビーバー無しで地区優勝は無かったほど、素晴らしい貢献度でした。
1年間フルシーズンで、13勝8敗、ERA2.88、36BB198SO、WHIP1.04はお見事です。
WHIPが1.30以上だとMLB界では「出来すぎ」と言われていますが、それを超したことも無いので、平均以上の数値でしょう。
与四球が増えてしまいましたが、奪三振の大幅な増加でネガティブなところを省いているのもプラス評価です。

3.今年はサイヤング賞獲得時からの大きな変化を目指す

ビーバーは「チェンジアップは僕の武器ではない」と言う程、今年は投球フォームを見直すとの意向です。
昨年、途中に怪我で離脱以降、体力の弱さが原因でフル稼働できませんでした。
4シームの平均球速も90マイルまで落ち込んでしまったので、その改善がどこまで見えるかが注目点となるでしょう。
昨オフにはトレード候補にも挙がりましたが、こういった技巧派は現在FAになっているモンゴメリーやスネルでも去就がなかなか決まらない厳しい世界です。
まだ、彼は28歳で老け込む年齢ではありません
数年前エースだったクルーバーは衰退期が激しくなり引退してしまいましたが、ビーバーは球速だけに限らず、制球が出来ればまだまだ成長過程。
これからに期待したいところです。


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