後藤輝樹は畠山理仁さんを軽蔑しています。
正直、書こうかどうか迷いました。
畠山さんはイイ人というイメージで、
誰かが畠山さんを批判している記事などは
目撃した事もないし、
大手メディアが取材しないような
僕みたいな候補者にとっては、
畠山さんは女神みたいな存在あり、
ニュートラルな取材者と候補者という関係性を
壊したくないというのもあります。
しかし、
畠山さんを批判している人は誰もいないし、
少なくとも俺は知らないので、綴る事にしました。
畠山さんに対しては、
数年前から「うん?」と思う事はあったのだが
スルーしてきました。
しかし決定打となったのが、
今年、西暦2021年の都議選のネット番組です。
そもそも、
畠山さんと僕の関係性は、
僕が西暦2015年に千代田区議選に立候補した際、
畠山さんが僕の住まいに取材に来た事から始まります。
基本的に
取材嫌いの僕は、
その時はお会いしませんでした。
初めて畠山さんとお会いしたのは、
翌年の西暦2016年の都知事選の立候補届けの時でした。
それ以来、
僕が選挙に出たりすると、
畠山さんはメールで連絡をしてきてくれたりする間柄で
自分で言うのもなんだが、関係性は悪くはないです。
西暦2016年の都知事選の際には、
畠山さんの、
他の大手メディアにはない、
丁寧で公平的な接触の仕方に、
僕は感動し、
逆に畠山さんを取材させてほしいと申した程です。
タイミングが合わず、やらなかったが、
今思えば、僕は、畠山さんを見誤っていました。
何を見誤っていたかというと、
僕は、畠山さんを、
大手メディアが注目しない候補者を、
可能な限り、公平に取材しようと
心掛けている善人だと、勘違いしていた。
しかし実際には、
公平平等の善人というより、
畠山さん自身も、
変わった候補者を追っかける、
(ジャーナリストというよりも)変わった選挙ウォッチャーだった事に氣付きました。
その氣付きは数年前から感じていたのですが、
畠山さんの善人のイメージと、
畠山さんと良い関係を構築しておきたいという思いが、有耶無耶に保留状態にさせていました。
その氣付きというのは、いくつかありまして、
その当時、付き合ってた彼女が
僕に教えてくれた動画があるのですが、
武田完兵さんという候補者がいまして、
その方は選挙の個人演説会で
ピアノをよく弾かれる、
これまた個性的な候補者の方で、
僕も一度だけ面識があり、
その個性に凄く興奮したのを覚えております。
その武田さんが演説してる訳でもなく、
ただただピアノを弾いているだけの様子を
編集したシュールな動画を
何故か畠山さんがネットに上げてて、
武田さんを
小馬鹿(おもちゃ)にした畠山さんの人の悪さを、
そのシュールな動画から僕は感じてしまいました。
畠山さんを
ただのイイ人と僕は思っていたので、
意外というか、こういう動画を上げる人なのかと、
畠山さんの印象が少し変わりました。
もちろん畠山さんは、
武田さんに対して、かなり取材されてて、
(僕がそう感じただけで)
畠山さんが武田さんを小馬鹿にしてる感覚なんてないと思いたいいますし、
今年、武田さんが亡くなられた際には、
畠山さんが僕に、
その訃報の知らせをLINEで教えてくれるくらいです。
しかし、
本当に真面目なイイ人なら、
あんなシュールな動画は上げないと僕は思います。
畠山さんなりの愛情表現かもしれませんが、
自覚あるのかないのか分かりませんけど、
悪意なき陰湿さを感じました。
僕に対してで言えば、
畠山さんからは、
取材をするという熱を感じられず、
例えば、
僕の個人演説会とかに来て、唯一(?)した質問が、
「ナスの年間出荷量はどのくらいですか?」とか、
「え、質問、そこ?」というような感じで、
取材というよりかは、
ただの選挙ウォッチャーという感じで、
挙げれば結構あるんで多くは割愛しますけども、
去年の都知事選で、
僕が男性器部分をモザイク処理した上で、
選挙ポスターとして貼ったのですが、
普通の人なら、
諫めるところを
畠山さんは、
なんで無修正でやらなかったのか。
無修正でやったほうが良かった、
と犯罪を助長させるような事を仰ってて、
そんな事を僕に言ってきたのは、
僕の記憶では、畠山さんだけでした。
僕は表現の自由を訴えるために、
法律を順守して、
ギリギリのところで活動させているのですが、
それを超えたら犯罪になってしまうので、
正直この人、分別がないんかなと僕は思いました。
そういう感じで、
畠山さんに対する信頼信用が
最初の感動から年々傾いて行きました。
つまり、
畠山さんの印象が、
真面目で誠実、公平中立的な選挙ジャーナリストから、
変わった人を観察したい、
変わった選挙ウォッチャーという印象に
変わっていったのです。
そもそも畠山さんの著書「黙殺」は、
黙殺された候補者が均等に描かれてる訳ではなく、
長年、畠山さんが追っかけていた、
変わった候補者の走りである、
マック赤坂さんの記載量が突出しています。
マック赤坂氏をウォッチするだけでは、
賞の受賞は難しい訳ですから、
そこに、
日本社会から黙殺されている候補者がいる、
それを世の中に伝えたい、
という社会定義を、
後付けしたと考える事も出来ます。
元々、畠山さんは、
変わった人をウォッチしてる人だったのが、
今や、
真面目で誠実、公平中立的な、
無頼系独立選挙ジャーナリストみたいな感じで、
その道の第一人者と化しておりますが、
それに対する期待を裏切っており、
そこに私は疑問を感じている次第です。
畠山さんの著書「黙殺」読んで、
僕に興味を持って頂いた方が少なくなく、
そういう意味では有り難いのですが、
あそこに書かれてる内容も、
僕からしたら、不本意なもので、
取材が浅いなと感じています。
僕は僕の事を
自分のホームページに情熱を注いで綴っていますが、
その大熱よりも、
一冊の薄い本で評価されてしまうというのは
憤りを感じますが、
こういう事を言うと、
畠山さんみたいな識者が、
お前みたいなヤツを取り上げてくれてるんだから、
有り難く思えと思う人もいるかもしれませんが、
畠山さんは畠山さんで見識を疑う所が僕にはあります。
著書「黙殺」では
マック赤坂氏がメインに書かれています。
マック赤坂さんという人間を世の中に出し、
港区議会議員に当選させた戦犯の1人が
畠山さんだと私は思っていますが、
そのマック氏は、現在、議員として、
ちゃんと活動できてるとは言い難いと僕は思っています。
国政政党のなったN国党の立花さんの事も、
著書「黙殺」で
畠山さんは取り上げており、
畠山さんは、表向き、世間から注目されない候補者を
公平に取り上げるというイメージを醸しだしながら、
実は単に、畠山さんの個人的な興味から、
風変わりな候補者を追っかけて、
無責任に世に出しちゃっている人です。
無責任に垂れ流すくせに、
そのままお尻を拭かずに放置させてるのは、
僕はどうかと思います。
畠山さんをズルいと思うのは、
賛否をあまり表に出さない事です。
出さないけども残り香は漂わす事です。
僕は表に出すストレートな人間なので、
畠山さんのやり方は好きではありません。
トンデモ候補者が出てきてしまったのは、
N国さんのせいという指摘をする人がいますが、
もとをただせば、
発端、元凶は、畠山さんなのです。
N国さんを批判しているあのチダイさんすら、
元凶の畠山さんの事を
畠山ニキ的な感じの表現をしてた記事を
私は目にしました。
変わった候補者が
世に出てしまったのは
畠山さんにも責任があると私は思っています。
風変わりな候補者が続々と出てきてしまっている事に
畠山さんが結果的に加担しているにもかかわらず、
畠山さんのイイ人風のイメージからか、
なんの批判も誰にもされずにいます未だに。
その事に関して、
誰も言うヤツがいないので、
僕が言わなきゃと思った次第です。
色んな方面で波風立てたくないので、
僕なりにエピソードは最低限にしていますが、
そんなこんなで、
僕の中で、
畠山さんの評価が、
真面目で公平誠実イイ人という評価から、
変わった候補者を追っかける選キチという評価に、
徐々に変化していきました。
そう思いたくなかったですが。
畠山さんが伝えたい事とは、
この日本社会で
マスメディアが取り上げないけども、
必死で世の中を変えようと、
選挙に立候補して頑張っている人達がいる、
そういう人達を黙殺せずバカにせず、
ちゃんと向き合ってみてほしい、、
そういう思いで、
畠山さんは活動されていると思っていましたが、
僕は、ちょっと最近、疑問に感じています。
結果的に、
世の中にトンデモ議員(トンデモ候補者)を大量生産し、
その事に対して、何の手立てを打つ事なく、
未だに加担してる事に僕は憤りを感じたからです。
その結果、
黙殺されている人達が、
さらに黙殺されるか、
同類として社会から殺されてしまう事態になってしまっています。
僕はああいう人達と同類に思われるのは心外です。
そういう人は僕以外にもいるかと思います。
(ちなみに僕自身の名誉のために言いますが、畠山さんが僕を取り上げる前から、僕は僕として選挙に出続けています。)
見た目が派手とか、
やってる事が個性的とかよりも、
その人物の中身に焦点を当ててほしいと僕は思います。
でなければ、
中身がスカスカの奇抜な人が増えてくからです。
僕自身は、
中身が一番濃い政治家だと自負しておりますが、
畠山さんが、
そういう僕の中身について掘り下げてくれた記憶は
僕の中では一切ありません。残念ながら。
それでも僕自身、畠山さんから、
取材対象者として、良くして頂いてますし、
感謝もしていますが、
だからこそ、
これは言わなアカンと思い、綴っています。
で、前置きが長くなりましたが、
これはアカンの決定打となったのが、
今年の都議選のネット番組でした。
この番組に畠山さんが、
立花孝志さんをゲストとして呼んだ事です。
立花さんの事が嫌いとかそういう事では一切なく、
そもそも、この番組は都議選のネット番組で、
立花さん以外のゲストは皆、都議選に立候補した人達です。
なぜ立候補もしてない立花さんが
ゲストとして参加しているのか意味不明です。
公平ではありません。
都議選には立花さんの党から立候補した人もいるので、
党の代表として参加したという事なら、
同様に、
テレビ改革党の沓澤さんや
国民主権党の平塚さんとかも呼んだって良い訳で、
なぜ畠山さんが立花さんだけを
特別にゲストとして呼んだのか、理解できません。
これでは正直、畠山さんが立花さんに
特別な感情を抱いているとしか思えません。
僕は西暦2019年の参院選前に、
N国さんが政治団体から政党になるのを阻止するために、
N国党を批判してますが、
今では可能な限り、取り上げないようにしています。
多くのメディアも
今では、立花さん事を黙殺しています。
これは僕らみたいな黙殺された候補者とは毛色が違います。
にもかかわらず、畠山さんはこの期に及んで、
都議選に立候補もしていない立花さんを呼んで、
取り上げ、加担しています。
N国党を生んだ一因に、
畠山さんが
なっている自覚や責任を感じておられないのでしょうか。
神経を疑います。
僕なら、立花さんをゲストには呼びません。
立花さんが出るのを知っていれば、
僕は辞退していましたが、
事後報告で立花さんが出るのを聞いたので、
そのまま出演しました。
立花さんは人を惹きつける能力がありますし、
僕も相手に失礼がないように極力接したいので、
議論や会話をすれば、
どうしても今よりは打ち解けてしまうでしょうし、
少なくとも、周りからは
仲良く見られてしまう可能性があったので、
可能な限り、立花さんとは一言も喋らないつもりで参加しました。
立花さんからも喋りかけてくる事もなかったため、
立花さんとは一言も言葉を交わす事はなかったので、
その点、良かったですが、
おかげで、畠山さんのネット番組というよりかは、
立花さんのネット番組という感じになってしまいました。
真剣に都議選を戦った人達が
ゲストして参加すべき(と私は考える)場に、
都議選に出てない立花さんを呼んで、
(畠山さんのMCが拙いため)
立花さんによる都議選解説番組と化しました。
畠山さんは都議選に出た人達への敬意が欠けています。
もし、
このキャスティングで
俺に何かを期待していたのなら、
あまりにマグロ過ぎて、
軽蔑ではなく嫌悪します。
自分の手は汚さず、
出演者に丸投げというのは、
杜撰で無責任です。
世間的には、
畠山さんは、
ちゃんとした人、いい人、優しい人、真面目な人、
みたいなイメージがあるほど実は人たらしな方で、
泡沫候補者にとっては、
メディアに取り上げてくれる女神みたいな存在になっていますが、
その実、昨今の個性派候補者乱立の元凶(一因)は
畠山氏であると私は言っておきます。
しかも、その責任も取らず、反省もせず、
誰も止める人がいないどころか、
むしろその道の権威として現在進行形で進んでいます。
大手メディアが注目しない候補者を取り上げる権威が、
現在、畠山さんに一極集中化しており、
他に畠山さんみたいな人が現時点でいないだけで、
畠山さんを通せば、
個性的な候補者の事は把握できるという考え方は、
それは間違っています。
あくまで1つの見方でしかありません。
それに、
畠山さんは、公平公正平等みたいに、
当初、僕は思っていましたが、
なんとなくですけど、
畠山さんには偏りを感じます。
畠山さんが
日本第一党の桜井さんを取材してるところを
(少なくとも僕は)見た事がないです。
立花さんとは接触するけど、
桜井さんとは接触しないというのは、
畠山さんに思想的な偏りを僕は感じます。
また、
個性的な候補者ばかりを取り上げ、
地味な候補者は取り上げない傾向があります。
もちろん、
地味な候補者を取り上げてしまえば切りがないので、
当然と言えば当然ですが、
しかし、
個性的な候補者ばかりを取り上げてしまえば、
個性的な候補者のインフレ化が進んでしまい、
本来の趣旨であろう、
大手メディアが取り上げない、
名もなき埋もれた声の中にも、
実は後世の名声が埋もれているいう事が伝えられなくなってしまいます。
畠山さんが、
1候補者でも多く、
大手メディアが取り上げない名もなき声を取り上げればいいものを、
大手メディアが取り上げなくなった名もある声を取り上げにいった事に関し、
畠山氏の姿勢に決定的な疑問を感じました。
もちろん
私も不本意ながら、
畠山氏がくくった独立系候補者の1人として
世間から見なされていると思いますが、断言します。
私は彼らとは違います。
名もなき候補者として、くくられるのは構いませんが、
個性派候補者として、一緒にくくられるのは心外です。
後藤輝樹ヤバいと思ったけど、
実はマトモだよねと思って頂けるよう
僕は日々精進します。
後藤輝樹
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