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SmartHRのパートナーサクセスとして次の1年で実現したいこと

# これはなに

パートナーサクセスという役職を担って1年経ちました。
1年やって出来た事、上手くいなかった事を振り返り、次の1年に繋げたいなと思います。

# パートナーサクセスとして出来たこと

あらためてパートナーサクセスとして、TheModel組織の各KPIをパートナーのアセットを掛け合わせて押し上げる活動に勤しんでおります。

- 取次紹介を前提としたチャネルマーケティング
- 各経済団体の会合出席やセミナー開催
- 社労士先生方との折衝

などなども含めてあくまで一人で担当しており、役割としての総称に悩んだので、パートナーサクセスという名前で担当しています。

先日、マーケ/IS領域に対して、リード・商談獲得を目的としたアライアンスの話を書きましたので、詳細はこちらからご笑覧いただけますと幸いです。

安心できる状態ではないものの、開拓・深耕についてはある程度再現性のある方法を確立しつつあるのではと考えています。(もちろん完璧ではないが目下は)

# パートナーサクセスとして足りてないと感じる事

今のパートナーとの活動はリード獲得観点では非常に有効である一方で、商談開始後は通常のTheModelのフロー上で進行するため、商談化以降はパートナーと分断されてしまっています。
もちろん商談状況を適宜共有するものの、パートナー自身が積極的に商談フェーズを押し上げたりなどは出来ていない状態です。(手離れが良い事も取次制度の利点でもあるためトレードオフではありますが)
また、現状取次を行って頂いているパートナー企業すべてが、労務の実務に精通しているパートナーではないため、フェーズを上げる動きをしようにも出来ないという問題もあります。

SmartHRのプロダクト特性上、単体でバックオフィス業務が全て完結する訳ではないため、今後、労務実務に近いステークホルダーとのアライアンスが重要性を増してきます。
(というかずっとそうだったけど、これまで着手できていなかった)

# 労務実務に近いステークホルダーって?

「労務」というと解釈が人によって幅があるので、ここでは給与明細の配布や雇用保険関連など、従業員一人ひとりがその会社で働くための必須な手続きややりとりとさせてください。
で、これらに深く関わってくるのが、いわずもがな社会保険労務士の先生方です。
給与計算代行や各種申請手続き代行、助成金申請のフォローなど、言わずもがなですが名前の通り直結します。
上述の労務手続きを、まるっと顧問社労士の先生方へ委託されている企業も多く、SmartHRにとしては切っても切り離せない関係です。
とはいえ、SmartHRは社労士法人向けの思想ではないため、これまで社労士先生向けへのサービス理解の促進や開拓にリソースをそこまで避けていませんでした。
これまで社労士先生方からの問い合わせやフォローに関しては、私を含め、全国で3.4人で対応していました。
また各人、他のアライアンスと業務を兼ねた状態で、かつ社労士業界にいた訳ではないため、絶賛勉強中ではあるものの、労務業務ってほんと奥深過ぎて、全然ついていけません。
もちろん社労士先生方以外にも、労務業務を請け負うBPO企業や、業務支援をされるコンサルティング企業など、私がまだ捉えきれていないステークホルダーもいると思います。

# 商談機会の創出だけでなく、受注確度を押し上げるアプローチも必要だよね

SmartHRは事業会社向けのプロダクトではあるものの、導入企業と上述の労務実務に近いステークホルダーとの間でも価値貢献出来るポイントがいくつも存在します。
が、そうした訴求はこれまであまり出来ておりませんでした。
業務フローに組み込んだり、既存業務がどう置き換わるか、そうするとどう嬉しいのか、もう少し実務に詳しい方が同じ観点でSmartHRを見ると、もっと活用出来るポイントもあるのでは?と思っています。

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# おなじみの採用PR

4月に関西のパートナーサクセスとして2人目がジョインしてくれました!
マーケIS領域に対しての活動をより深く広げてもらう部分を担ってもらっています。
一方、労務実務に近いステークホルダーの活動については専任を立てられない状況が続いています。
次の1年で、労務実務に近いステークホルダーをサクセス出来るよう全力で走りたいと思っていますので、我こそはという方は是非ご応募ください!



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