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10年後に、リアルな留学生っているのだろうか

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。

ゴールデンウィークに世間は突入しているとの話もあるが、僕にはあまり関係ないので、気にしないことにしている(ホントかwww)。

5月30日がスーパーグローバル大学の申請締め切り。郵送で必着だから、29日までは関係者は大変な思いをすることだろう。
何と言っても10年後の大学の姿を描かなければならない。
それだけならばイマジネーションを膨らますだけで済むが、計画を立てなければならないから大胆なイマジネーションばかりにとらわれていてはならない。

そう言えば、2025年後の世界を描いている「ワーク・シフト」には、重油が高くなって飛行機が飛ばないと書かれている。

さて、この10年で何が変わっただろうか。

僕自身のことで言えば、2004年には法科大学院が開校している。
僕にとっては大きなエポックだったから、その時のことはあれやこれやといろいろと当時の様子が思い浮かぶ。

法科大学院の専用棟が翌年に出来上がっているが、そのときに事務長から相談を受けたことでちょっと迷ったことがある。
当時はやっと無線LANがつながるようになり、PCもLet'sNoteが出るかでないかの時で、まだまだノートパソコンを使うには情報コンセントが机上になければ使い勝手が悪かった。しかし、無線LANはどんどん速度を早めることやノートパソコンの電池の持ちが飛躍的に良くなることは予見できた。
実は、専用棟には当時としては画期的な館内は98%、無線LANがつながる仕様だった。だから有線LANなんて付けなくても済んだのだが、やはり、これから入ってくる学生が持っているPCのことを考えてしまった。つまり、各机上に情報コンセントを設置したのだ。

これによって、専用等のほとんどの教室で、机が固定された。

ここで、情報コンセントを設置しなければいま頃はフリーアドレスの机と椅子で使いやすい教室ができていたであろうに。かなり残念であった。

そして、それから10年。
MacBook Airをはじめ、10時間近くバッテリーが持ち、しかも当時に比べれば、安価で丈夫で軽いノートパソコンがたくさん登場している。もちろん無線LANは内蔵されている。
さらにiPadをはじめとするタブレット端末も普及してきた。
スマホは何年か前のパソコンよりも明らかにハイスペックである。

さてさて、10年後の大学のキャンパスはどうなっているのだろうか。

いまは、アメリカの大学を中心としてMOOCsが展開されて、反転授業が注目されている。

そうしたことから考えると、これから10年先に、講堂のような大教室で開講される授業がどのくらいあるのだろうか。

そして、10年後に、留学生はリアルに存在するのだろうか。

いま、いくつかの大学では、10年後の大学の姿を一所懸命思い描いていることだろう。
10年後の社会は、そして大学は、果たしてどうなっているのだろうか。

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