18~19世紀初めのイングランド

原作者(1775年~1817年)が生きた18世紀末から19世紀初めのイングランドの中流社会を舞台とした映画2本をご紹介。

プライドと偏見」(Pride and Prejudice) 原作:ジェーン・オースティン(Jane Austen)

女性に相続権が無い時代。男子のいない家で父親が亡くなると親族の中の男性が全てを相続し、住んでいた女性たちは追い出され住む家を失ってしまう。
5人姉妹のベネット家では、いかに資産家の玉の輿に乗るか母と娘たちが大騒ぎ。そんな中、父親だけは娘たちの幸せだけを願っている。

同じ原作者の「いつか晴れた日に」(Sense and Sensibility)は同じ時代、3人姉妹。

こちらは父が亡くなり住んでいた家を追われるところから物語が始まる。

どちらの作品も、現代からは想像のつかない不条理な時代。
その当時の日本と言えば、1853年がペリー黒船来航なので、江戸時代末期に向かって徳川幕府の力が下降していった時期。
世界と日本の歴史を比較してみるのも面白い。

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