見出し画像

期待が苦しい。

昨日の対話にて。

彼女が感じる、理想とする自分と、そうでない自分。
なかなか理想どおりにはいかなくて、モヤモヤする。
今の自分がもどかしい。

すべての期待に応えようとして、できない自分が許せないからのかな?
ふとそう思った。

「期待」ってなんだろう。

川の水位が上がると、「今日は楽しいかも!」とワクワク期待しつつカヤックに乗りこむ。
でも、期待外れなときもけっこうある。
中途半端な水位だったねーって。
逆に、大したことないだろうと思って漕いだら、めちゃくちゃ楽しかったりもする。

川に対して期待もするけど、期待通りじゃなくてがっかりしても、そういうものだと思う。
川は川だから。
だからといって、嫌いになるわけじゃない。

人に対しても、同じじゃないのかな。

みんな何か(誰か)に対して、期待したり、しなかったりする。
自分に向けられた期待が大きいと、プレッシャーが大きすぎてつぶれちゃたりもする。
尾崎豊みたいに。

でも逆に、まるっきり期待されないのも、さみしい。

期待されたら、応えたいものだけは受け止めて、そうでないものは受け流せるといいのかな。
諦めというか、手放すというか。
だってしょうがないじゃない、ってね。

あ、でも大切にしている人からの期待には、ムリしても応えたいって思うのかもしれないね。
嫌われたくないから、好かれたいから。
だから大切な人が多いと、苦しいのか。

「期待されている」って思いこんじゃっていても、苦しいよね。
ほんとうは期待されていないのかもしれないし、思うほど期待が大きくないかもしれない。
でも本人は、ありもしない期待でがんじがらめになっちゃう。

それは期待する側も一緒で、応えてもらえなくてもがっかりしない気持ちが大事かも。

ネコみたいに、期待外れに慣れるといいね。
キラキラの目でチュールをおねだりするけど、いつももらえるとは限らない。
一瞬がっかりするけれど、気持ちの切り替えが早い。

***

それにしても、ネコとチュールのことを考えてるだけで、寄ってくるネコ。
なんだろ、この読心術。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?