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OODAとPDCAの使い分け

いま日本人が変化しなければならないのは思考。

課題や問題を見つけ、考え解決する力が必要。

これらを取り巻く外部・内部環境の観察力。

状況を見据え方向付けする判断力。

明確に意思決定をするリーダー力。

それを実行に移す勇気。

Observe(観察)、Orient(方向性)、Decide(意思決定)、Act(実行)

OODAループの習得です。

日本はこれまでPDCAサイクルが推進されていました。

Plan(計画)、Do(実行)、Check(修正)、Act(改善)

これは、日本人が考えた日本だけの思考。本来、品質や生産等における管理面でその効力を発揮する思考である。

世界一ネガティブな民族は、成功する事より失敗しない事に重きをおき、入念な計画や会議や打ち合わせ、コミュニケーションを最優先し、スロースターターとなっている。

しかしながら、その計画の多くは世の中と同時に変更され、振り回され、意思疎通がとれず、多くの失敗を生み、ほんの少しだけの成長でしかなかった。

そして、人々は、頑張った事に意味がある、意味のない努力なんてないと、失敗を肯定してきた。或いは、結果論で揚げ足をとり、周りの環境や人間の責任として片付けてきた。

あげくには、世の為人の為といいながら、社内プレゼン、上司への安心感、周りとの同調性を優先している。

出る杭は打たれ、臭い物には蓋をされ、本来在るべき姿どの葛藤の中、精神を病む結果となっている。

私達は変わらなければならない。

多くの渦巻く情報の中から、重要な情報をピックアップし、それが本当に正しいのかを多面的に見極め、自身で判断をし行動する力を身に着けなければならない。

それがOODAループ思考。

普段から情報収集に努め、課題や問題を抽出し、方向性を感じておく。その中で、自身にとって、社会にとって、一番大切な事を決め、まず動く。

動く事で知りもしなかった局面と触れながら、目標や計画をつくり、並行で解決する。

失敗したなら、原因を探すのではなく、瞬時に改善し、また即行動する。

この思考によって、荒削りでもいち早く目標に触れる事ができ、後から付け足しを重ねる事で、精度の高い物へと構築されていく。

無論、OODAとPDCAは一緒くたにせず、その内容によって使い分けをする事がポイントである。

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