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【自己準備】Step6. 失恋対策②正しい振られ方と練習方法

何事も場数と慣れが大切」という言葉があります。これは、経験を重ねることで慣れが生じ、スキル知識が自然と身につくという意味です。

恋愛だって、同じです場数を踏み、経験を重ねることで、どんどん上達していきます。最初から上手に出来る人や、生まれた時から恋愛の達人なんてことは絶対にあり得ません。そして、この事実に対して例外もありません

よく考えてみましょう、そもそも人間が「最初から上手く出来ること」なんて呼吸喜怒哀楽ぐらいしかないのです。どんな人だって生まれた時点では、歩くことも、話すこともできない。何度も転びながら、何度も間違えながら、徐々に、少しずつ成長していきます。

そう、あなたが今「当たり前のように出来ていること」の多くが、実は数多くの挑戦と失敗のうえに成り立っているというのが実情と言えるでしょう。

ともすると、恋愛における史上最悪の事態「失恋」だって、「場数と慣れ」で乗り越えることができるのではないだろうか。その着眼点のもと、今回提案したいのが「失恋の練習・トレーニング」です。

柔道で受け身を学ぶのが転倒の衝撃を和らげるためであるように、振られる練習心のダメージを軽減するのに役立ちます。「振られること」も「恋愛スキル」を向上させるための「重要な通過儀礼」とみなし、来るべき日に備えて筋トレのように日頃からビシバシ鍛えておきましょう!


効果的な振られる練習方法

1)ロールプレイング

友人や信頼できる人と一緒に、振られる場面をシミュレーションします。友人が恋人役となり、あなたが告白をし、それに対して友人が振る役を演じます。この方法の目的は、振られる場面をリアルに体験し、感情のコントロールや反応の仕方を予行練習することです。実際に振られた時に感じるショックや感情を事前に経験することで、リアルな状況での対応力が向上します。練習の一環として、適度に笑いを交えながら行なうと、よりリラックスして取り組めるでしょう。

2)自己対話

自分自身に向かって告白し、その後自分で振るシナリオを作ります。鏡の前で行なうと、より効果的かもしれません。自分の感情を客観的に観察し、振られることに対する自己対話を通じて感情を整理する練習をしていきます。例えば、振られた直後に「今の自分はどう感じているのか」「この経験から何を学べるのか」と自分に問いかけることで、自己理解が深まり、振られた時の自己肯定感を維持する感覚が養えます。

3)日記を使ったシミュレーション

いわゆる「未来日記」です。日記に告白と振られる場面を詳細に書き出します。告白の内容、相手の反応、自分の感情を詳細に記述します。これにより、感情を整理しやすくなります。書くことで感情を客観的に捉える練習ができ、振られる場面を想像しながら感情の波を予測し、自己対処方法を前もって考えることができます。また、日記ではなく、「小説」という形を取っても同様の効果が得られるでしょう。

4)立ち直り計画を立てておく

事前に、自分が振られた後の未来を詳細にイメージして計画しておきます。振られた後に何をするか、どうやって立ち直るか、失恋後の具体的な行動計画を事前に立てることで、振られた時のショックを和らげることが可能です。例えば、「振られたら友人に慰めてもらう」「新しい趣味をはじめる」「旅行に行く」「推し活で発散する」といった具体的なプランを考えておけば、失恋後の生活に対する混乱の防止や不安の軽減に繋がります。

5)感情の管理方法を学ぶ

恋愛に限らず、人間関係のトラブルは「感情の暴走」が絡むケースがほとんどです。逆から見れば、「感情を制する者は、人間関係を制す」といっても過言ではありません。その点、恋愛は「感情のコントロールの訓練」にうってつけでしょう。この機に、心理学の本を読むのもよし、瞑想や呼吸法などを会得してみるのもよし。感情をコントロールするテクニックを学び、振られた時の「感情を冷静に受け止める練習」に取り組んでみてください。

6)小さなリスクを取る「プチ告白」

いきなり「告白」するのは絶大なリスクがあります。そこで、まずはジャブを打って、「小さく振られる」経験を積む方法をご紹介します。例えば、「好きな人いるの?」と尋ねたり、「もし付き合うなら〇〇(相手の名前)みたいな人がいいかな~」と軽い感じで言ってみたり、「自分も立候補してみようかな…なんてウソよ、びっくりした?」と冗談にならない冗談で踏み込んでみたりします。「もうそれって告白と一緒じゃーん」って話なのですが、有耶無耶な部分が残されているのでギリセーフです。そんなプチ告白の際の相手の反応を見て、実戦形式で「本番」を疑似体験してきましょう。そして、やんわり断られたら、おめでとうございます、それって「振られた」ってことです。その時は、小さく振られる場数を踏み、慣れと耐性をつけるチャンス到来だと考えましょう。ちなみに、プチ告白は相手の気持ちもわかるので一石二鳥にもなります。やらない手はない!

まとめ

恋愛には多くの場合「振られる」という体験がセットでついてきます。そのことが「恋愛を最高に面倒くさくしている原因」になっています。1億円当たるかもしれないけど、失敗したらマイナス1億円を失うかもしれない、そんな宝くじを買う人なんていませんよね。

でも、練習訓練次第で、マイナス1億円を、マイナス1000円くらいのダメージに防ぐことができるようになります。振られる練習を通じて、リスクと感情の管理方法を磨き、失恋に対する耐性を高め、心の強さ柔軟性を育て、自己評価を保ちつつ、勇気自信を養い、恋愛において健全でより前向きな姿勢を維持することができるようになるのです。

そうなったら、ほら、あなたはもう、無敵じゃないですか?

さぁ、事前準備は整いました。もはや怖いものなんてありません。今後は、いよいよ「実践」に移っていきましょう。次回からは「相手探し」のテーマをお伝えしていきます。

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