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世界で一番、爪が好き。


先月の七夕の日の夜のこと。


絵本も読み終わり他の姉妹が眠る中、なかなか寝付けない次女4歳児。


そんな時は、次女から決まって「眠りたいけど眠れない。何かお話ししよう。」と。

七夕の日だったので、お願いごと何にするか聞いてみる。

次女「うーん、爪屋さんに行って、爪いっぱい伸ばしてくださいてお願いごとしよう。


だって爪大好物!美味しいの。」


次女「まーさん(祖母)はスイカが大好きで、○○ちゃんは爪が大好きなの。


爪は何にも味がないの。

肉よりも爪が好き。


爪は世界で一番大好き!


爪はウンチよりも大好き、それはそうでしょう〜笑。」



次女「○○ちゃんの爪がいっぱい乗った御神輿作りたいな〜。

お祭り終わったらムシャムシャ〜って食べるの。」


もう話し始めたら、次女の爪への情熱が止まらない。

爪屋さんとか、爪の御神輿とかね。

次女の描く世界観がなんとも斬新で、

可愛らしくて愛しくて、

話していてこちらもニヤニヤしてしまう。

こんなに爪が大好物だったとは知らなかった。 


3歳くらいからかなぁ、よく爪を噛んでいたけど癖のようなものかなと大して気にもとめておらず。

しかもちゃんと味わって食していたとは。


子ども達の爪切り担当の私としては、次女はいつも自分の歯で爪の手入れをしてくれるので助かっているのだ。


次女の爪先はいつも綺麗な形に整えられている。


深爪になる事もなく、器用に歯で噛み切っている。

私からしたら、職人技。


ここで考えてみる。

なぜ次女は爪を食べるのだろうか?

もちろん、大好物であるのは間違いない。

もしかして、本能的に爪を必要と感じているのだろうか。

爪を食べることが本人にとって安心要素になるのかもしれない。

爪はタンパク質としての栄養素にもなっているのかもしれない。

また、爪の中に溜まっている雑菌も一緒に摂取することで、少しずつ免疫力を高めているのかもしれない。 

普段から手洗い習慣のない家庭なので(笑)。

そういや、次女は滅多に風邪ひかない。

いつもエネルギッシュ!


子どもって、自分の感覚や気持ちに素直だから、より人間として本能的な行動をしているように思う。

きっと次女にとって必要だから、爪を食べているんだろな。

次女がこの先成長するにつれ、爪も硬くなり食べづらくなることだろう。

他人の目も気にするようになるかもしれない。

そしたら、食べなくなるのかなぁ。

何より、我が子が自分の身体の一部である爪を大好きでいてくれることが、親としては安心、嬉しい気持ちになる。

今後も、次女の行動を見守っていきたいと思う。

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