公的年金の仕組み(賦課方式)
公的年金の仕組み
選挙の時にしかチャンスがないので、今一度、公的年金の仕組み(賦課方式)について図解してみます。
まずイラストをご覧下さい。
現役世代は、保険料を約39兆円払っています。そして高齢者は約55兆円を年金を受け取っています。
さらに税金から13兆円を国庫から公的年金に支払っています。
(39兆円+13兆円)− 55兆円= マイナス約3兆円
上の計算式により、−3兆円。
年金積立資産額が約166.5兆円。これは株式や国債など運用されています。仮に、166.5兆円に3%の利回りとすると、約4.9兆円の利回りが得られるので、上の計算式に加えると、
(39兆円+13兆円)− 55兆円 + 4.9兆円= +1.9兆円。
となります。年金積立資産額は約50年運用できるので、日本の公的年金の仕組み(賦課方式)は、安定して運用されています。
ただ、少子高齢化による現役世代(保険料を払う世代)と高齢者世代(年金を受けとる世代)のバランスは今後とも変化に対応しなければならない課題があることは確実なのだろう。
しかしながら、日本の公的年金が急激に破綻する内容ではないことは、国民にあまり理解されていないのではないかと思います。
自民党の総裁選の時に、河野太郎が税方式を提言されていたが、勉強不足なのではないかと感じました。
#公的年金の仕組み
#賦課方式
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