理想はまだ遥か遠く

今さっきマンガ賞に応募した
考え始めてから3ヶ月ぐらいで完成した

3ヶ月集中して6月以降は友達とも合わずに描き続けた
そして応募を終えて最初に得た感想は
「全く達成感ないんだけど」
本当にこれ
え、終わったの?本当に?って感じ

開放感は少しあるよ
やっと終えたんだって
でも達成感もないからそこまでの開放感もない

この理由はわかってるんだ
「自分の満足いくものを作れなかった」
この一言に尽きる

構想とかネームを考え描いてる時が1番楽しいと感じる
「これめっちゃ面白い!こっちにしたらもっと面白いか!?」
とか考えてワクワクしながら描けるからね
それに、面白いものを作るのにはまず自分が楽しまなきゃ良い発想は出てこない
楽しいってのはポジティブとかそう言う話ではなく、感情を動かすって感じだ

次に絵を描くとき
ここが本当にメンタル勝負
自分と向き合うしかない
ネームの時とは逆に絵を描く時は冷静に話を俯瞰してみている
「あれ、これ面白いか?」と疑問が出る
あまり面白くないなと思いながら絵を描くのは結構しんどい
そして絵も大して上手くないからまたしんどい
「ダメな自分と向き合う」
これの永遠の繰り返しなんだ
繰り返すうちに、メンタルってのは受け入れて前を向くのが最高の状態だ
って気づけた
いざ完成してみるとあれだけ面白いと思っていたのが、何か違うなって感じる
あかんやんってね

少し脱線したけど
何かに挑戦するって言うのは
永遠に満足しないと言うことなのかもしれない
達成感がないのは、まだ自分の理想に届いてないからだろう
「まだ上がある。まだやれることがある。」
こう思い続けている内は挑戦を続けられると思う
「もう自分のやりたいことはやれた。満足だ。」
と思ったらそこで終わりなのかもしれない。

トムさんの言葉が痛いほど刺さるぜ
「生みの親だけはそいつを愛さなくちゃならねェ!!!生み出した者がそいつを否定しちゃあならねェ!!!船を責めるな!
造った船に男はドンと胸を張れ!!」
クリエイター精神はこれだよな

もしかした賞に通らないかもしれない
誰1人面白いとおもわないかもしれない
だがそんなの関係ない
俺は自分で描いた作品を愛すよ
これが俺の描いたものだって
そんな自信を持てるようになりたい
いやなるよ

また再開だ!


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