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#30 FIREの動機と余暇の過ごし方③

どうも、ごとうです。今回もFIREをめざす動機について深堀していきたい。

前回は自分の勤め先について、客観的に評価してみた。
改めて思うが、世にいう就労環境がブラックだの、人間関係が最悪だのと言う会社のではない。つまり会社そのものに不満はないのだ。

となると何が不満なのか?自分自身に問いかける。

①仕事の不安
 自分は転職組だ。前任が急きょ退職することに伴い入社したのだが、引継ぎは全くなく、何をするにも手探りの状況だったし、現在もそんな感じだ。
 以前は以前、と割り切って自分のやり方で進める様にしているが、常に不安はある。それがアラフィフのそこそこ責任のあるポジションなら尚更だ。

②個人の責任が追及される時代
 どんな職種でもそうだが仕事には責任が生じる。そしてその責任は個人に追及される時代でもある。働き続けると言うことは、報酬を得る反面、リスクもとり続けると言う事でもある。どれだけ入念な仕事をしていても、わずかなミスが致命傷になる可能性もある。

③昇進への不安
 自分は少数部署の専門職だ。が、あと数年たてば専門外の部署もまとめる管理職になる可能性は十分ある。
 出世はしたくないという青くさい話になってしまうが、会社全体を見渡せるプロパーがなるべきであって、転職してきた専門職が担うには現実問題としていささか無理がある。

つまり【今後も得られる報酬 < 仕事を続けるリスク】というのが自分がFIREを目指す動機の一つでもあると再認識した。

逃げは甘え、という意見もあるのだろうが、その逃げを許容する考え方がFIREの思想だと思っている。

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