Twitter活用術#3 フォロワーどう増やす②
前回、フォロワーを増やす基本的な流れをご説明しました(下記リンク)。
今回は前回お伝えした流れを数値面で把握する「アナリティクス機能」の活用です。
「いいね」数、「リツイート」数は誰にもみえるわかりやすい数値です。それ以外にも、ツイートした本人には「インプレッション(表示数)」「リンククリック」「プロフィールへのアクセス」などが確認できます。ツイートの反応を探る上で、いずれもとても重要なデータです。
◆ どこからみる?
下は今朝の私のツイートです。
右下の緑で囲んだ「3本の縦棒」をクリックすると、そのツイートのデータが現れます。
より充実している画面は下記からアクセスできます。ただし、スマホではなくPCからでないと利用できません。
ホーム画面の左のメニューから「もっと見る」→「Creator Studio」→「アナリティクス」と押すと、次の画面に移ります。
過去28日間でのツイート数やインプレッションが出ています。
ツイート数は161(28日)ですから、1日平均で5-6ツイートですね。
そしてインプレッション。これはみなさまの画面に表示された数です。「表示」といっても、一気にスクロールする中で1文字も読まれずスルーされたものも含まれています。上記は5136万(1日あたり183万)ですが、その数だけツイートを読まれたわけではない点はご注意ください。
「プロフィールへのアクセス」も重要です。下記の緑の部分をクリックして、その人のアカウントへ移ることがありますね。これのことです。
◆ 重要な「プロフィールへのアクセス」
前回お伝えしたように、基本的にはプロフィールアクセスのステップを乗り越えないと、まずフォローしてもらえません。例外は、メディアや他のインフルエンサーの推奨で、そのアカウントを検索→フォローの場合ですが、あまり起こることではありません。
ツイートがおもしろくても、アカウントにまで興味が及ばなければ、ツイートを読んでスルーとなってしまいます。つまり、「プロフィールアクセス÷インプレッション」の比率を高めることが大切です。
さらにフォロワーの増加数もあります。「フォロワー増加数÷プロフィールアクセス」の比率をみれば、プロフィールのステップを超えたうえで、最後のフォローにまでいたる打率がわかります。自己紹介や直近ツイートなどで最後の一押しができたかがポイントになります。
「鶏と卵」的な面がありますが、「フォロワー数」や「ほかに誰がフォローしているか(知り合いがフォローしていれば表示されます)」といった情報も、フォローの判断を左右するともいわれます。
もういちど載せておきます。
(注)ちなみに上記の私の「プロフィールアクセス数」は既存フォロワーの方が直近のツイートを確認するために押してくださっていることも多いようで、「プロフィール/インプレッション比率」は一般よりもかなり高くなっていると思いますので割り引いてください。
◆ グラフも
画面上の「ツイート」を押すと、下記のようにインプレッションのグラフも確認できます。
グラフの左の方に、ものすごく多い日がありますが、9/22です。FOMC→日銀会合→円買い介入と、大イベントが相次ぎ、1日で771万もインプレッションがありました。
他の日も結構、山谷があります。どういう日に伸びやすかったのかが確認でき、世の中の関心がどういうところに集まりやすいのかざっくり確認することもできます。
その下にはツイートごとのインプレッション数などが並び、最近特に注目されたツイートをすぐに確認できます。
ツイートするたびに、データもよくみて、次の点を意識することが大切です。
どういうツイートに「いいね」「リツイート」がつきやすいか
「いいね」「リツイート」とインプレッションの相関はどうか
プロフィールアクセス/インプレッション比率が高いツイートの特徴は?逆に低いツイートはなぜ低いか?
プロフィールアクセスが多かったツイートの時のフォロワーの増え方は?
画像クリックやリンククリックのハードルの高さは?
フォロワーが少ないうちは、データも不十分かもしれませんが、フォロワーが増えてくるとかなり傾向が表れてきます。さらにツイートを何百本と重ねていくと、次第にコツがつかめてくると思います。
どうやって、「インプレッションを増やすか」「プロフィールアクセスを高めるか」は万人に共通するコツはないと思います。ジャンル、キャラなどいろいろあるためです。なので、丸投げのようですが、なんどもツイートを重ねる中で自己流でコツを探っていくしかないように思います。
◆ お知らせ
こうした情報発信戦略はこれまで月980円のコアメンバー向け記事で配信してきましたが、先日お知らせしたとおり(下記リンク)、このプランは10/19(水)で募集を停止します。人数が3000人を超え、円滑なコミュニティー運営が難しくなったためです。申込停止の告知期間としてあと4日ほどは募集しています。
今回のような内容を、これまでの「記事」の形式で配信すると、「タイトルに興味があり、おカネを払ってもいいのに読めない」という事態も起こりえます。このため、Twitter活用術など経済記事以外の発信は今後、コアメンバー内の「掲示板」を利用していきます。掲示板だと、メンバー外の目に触れなくなり、「読みたいのに読めない」という事態を防ぐことができます。またメンバーの方を交えたコメントのやりとりがしやすい面もあります。発信の場所がコロコロかわって恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
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