【速報】米CPI(インフレ)
株式市場が大注目の5月の米CPI(消費者物価指数)が発表されました。まず概要は下記の通り。このnote記事を数分おきに上書きし、22:00時点でいったん形になりました(この後も市場反応など多少修正します)。初めての試みなので、課題や成果もいろいろありそうです。ご覧の上、コメントなどいただければ幸いです。
市場予想に反して、総合が8.6%と4月から上昇率が加速。「インフレはピークアウトする」との見立てに反する内容となりました。前月比の上昇率(季節調整済み)は下記の通り。4月→5月の短期間の風向きの変化でもピークアウト感は出ていません。
市場の反応
インフレが収まらなかったことを受け、米長期金利は2年債など中短期債を中心に上昇。22:30の取引開始直後にはS&P500もナスダックも1%台後半の下落となりました。興味深いのは米10年債は米2年債に比べ、金利上昇幅が小さいこと。インフレや利上げによって、景気が落ち込む面も意識され、期間の長い金利の上昇を抑えている面もあるようです。
米金融政策
強いインフレがなかなか収まらず、FRBは急速な利上げを続ける必要に迫られそうです。市場では6月と7月の0.50%利上げを有力視していますが、9月のFOMCでも0.50%の利上げが実施されるとの予想が有力になっています。
項目別は
主な項目では下記の通り。食品が10%強の上昇に。ガソリンとともに生活必需品のインフレは家計への打撃となりかねません。衣服や輸送などにも幅広くインフレが及んでいます。
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後藤達也
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