米ISM製造業 50割れ インフレ圧力は鈍る
W杯に沸くさなかですが、昨晩発表のISM製造業指数(11月)をお伝えします。米景気の風向きの変化を大切な指標です。
まず、概要は下記の通り。
この指標は、ISM(サプライマネジメント協会)が企業に聞き取った景況感。速報性が高く、いまのように景気の現状が読みづらいときには特に注目されます。
「前月比で改善したか」を指数化しており、「50以下」だと悪化。今回は49.0と、50を割り込み、市場予想も下回りました。景気後退リスクを改めて意識させる結果となりました。
いつもまとめている「仕入れ価格」「入荷遅延」といった個別項目や、企業のコメントも金融政策への影響をみるうえで重要です。
ではまず、雰囲気をつかみやすい企業コメントからみていきます。
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