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米 平均時給5000円 業種別もおもしろい

昨晩は米雇用統計が発表されました。X(Twitter)に流した画像がこちら。

ざっくりいえば、ほぼ市場予想なみでした。

雇用はそこそこよく、賃上げ圧力は徐々に和らいでいるかたちです。多くのエコノミストの来年にかけての見通しにも沿った結果と言えます。

失業率は3.7%と市場予想を下回りました。

長い目でみると、こんな感じです。

過去50年でほぼ最低水準ですね。最近は景気減速感もみられますが、達観すれば、雇用はかなりの売り手市場(企業よりも働く人が有利)です。

全体として「ほどよく」しっかりした内容と受け止められました。米長期金利が上昇したものの、株価への強い逆風とはならず小幅高で終えました。

◆「いいね」が多かったのは…

で、きのうは雇用統計の速報よりも、下記の画像の方がたくさん「いいね」がつきました

平均時給がほぼ5000円というチャートです。たしかに「え!」という感じがするかもしれません。

そこできょうはいくつかの業種をピックアップして、時給の高い/安い業種はなにか、コロナ前との変化率はどうか、さらには雇用者数はどう変化してきたのか――を表でみてみます。

私自身も表をつくってみて、「へ~」という発見がありました。結構おもしろいと思います。

◆ 時給の「水準」と「伸び率」、意外と…

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