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Yahoo! ニュースの存在感

まずはサムネイルにもあるグラフから。総務省が8月に発表した調査。毎年公表なので過去との比較が便利で、私のお気に入りの資料です。https://www.soumu.go.jp/iicp/research/results/media_usage-time.html

「最も利用するテキストニュースは?」 大きく言えるのは3つ。
ポータルサイト(Yahooなど)が右肩上がり
紙の新聞の低下顕著。新聞Webも鈍く
SNSは緩やかに増加。紙の新聞に肉薄

今回、取り上げるのは①です。Yahoo! ニュースを筆頭にポータルサイトのシェアは50%に迫っています。日本国民がニュースに触れる機会は伝統的なマスメディアからポータルサイトへとすでに大きくシフトしています。

このデータは全世代なので、20~30代はよりポータルサイトの比率が高くなります。スキマ時間にスマホでニュースをみるときはYahoo!などポータルのトップニュースの見出しをチェックする方も多いかと思います。

なんでもスマホという印象がありますが、PCからの閲覧も多いようです。

オフィスでも在宅でも、仕事などに打ち込むときはいまもPCという方が大半だと思います。そして日本ではインターネットのホーム画面をYahoo!などにしている方はなお多く、これが文字通り、ニュースのポータル(玄関口)となっています。

Yahoo! は自身で取材・記事作成をしているわけではありません。新聞社やテレビ、雑誌など、伝統的なマスメディアの記事を転用しています。数あるメディアから国民の関心をひくニュースをピックアップしています。

読者がどういったテーマに関心を持つのか、ニュースの賞味期限はどれくらいか、どういう見出しが効果的なのか。試行錯誤や数値分析を重ね、ノウハウが蓄積されています。

「ニュース選別」の点で、日本で最も洗練され、かつ影響力が大きい存在といっても過言ではないでしょう。

もちろんSNSの存在も無視できません。

上記のグラフは「ポータルサイト」「SNS」で分かれていますが、両者は密接に絡んでいます。TwitterからYahoo!ニュースへリンクで飛ぶこともあると思います。Yahooがニュース選別する上で、Twitterのトレンドを参考にすることもあるでしょう。

その点で読者の関心が瞬時にアルゴリズムで処理され、AIの進化もあいまって、ニュースを効果的に選別するという構造がこの数年で一気に進んだということを改めて感じさせられます。

◆ 公式コメンテーターに

ここからは後藤個人の話です。先日、Yahoo!の公式コメンテーターに採用され、一昨日、さっそくニュースにコメントを投稿しました。Yahoo!ニュースは一般の匿名の方もコメントできますが、「公式」になると、常に上の方にコメントが載り、多くの方に読んでいただける機会が広がります。

最近、noteなどで忙しく、新しい仕事をする余裕はあまりないのですが、Yahoo!さんからのオファーは喜んでお受けしました。上記のように圧倒的な存在感が最大の理由です。

まだ数日ですが、「はじめてよかった」と感じる点がいろいろあります。取り急ぎ、率直な感想これからの活用法をザっとご報告します。

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