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FOMCの重要資料 ベージュブック点検

先日、FRBがベージュブック(地区連銀報告)を公表しました。全米12の地区連銀が企業などへのヒアリングをFOMCの2週間ほど前にまとめたもので、6/14FOMCの政策判断にも影響します。

経済が不透明な時は経済指標だけではなく、ヒアリングなど定性的な情報も重要です。実際、FRB自身がベージュブックを金融政策判断の重要資料にしていて、パウエル議長の記者会見もベージュブックに沿った発言が多くなります。

ベージュブックは膨大ですが、そのなかから後藤が「へー」と思ったものをいくつかピックアップしました。これをザッと流し読みするだけでも、米経済の雰囲気が少しクリアになり、今後の賃金やインフレ、金融政策の見通しもみえやすくなると思います。

▼ ベージュブックのリンク

https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/BeigeBook_20230531.pdf

◆ 主な10コメント

まずはこのあとTwitterでも流す10個のコメントです。これだけで結構おもしろいですね。

では12地区連銀の報告を一気に並べますので、流し読みしてみてください

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