「中国恒大集団」騒動 ポイント整理
金曜の朝、「中国恒大集団が米破産法の適用申請」の一報が舞い込みました。
巨額の債務を抱える中国不動産大手に「破産法」という不吉な表現が混じり、身構えた方も多いと思います。中国景気はもともと停滞が懸念されていましたし、なかには「リーマンショック」と比較し、国際金融不安への警戒を煽る主張も一部にあります。
金曜の米国株はほぼ横ばいでしたから、現時点では金融市場に極端な緊張感が走ってはいません。
ただ、今後の世界経済や金融市場に与える影響はやはり不透明です。今後のマーケットのリスク要因にもなりえます。今日はひとまず現時点でおさえておくべきポイントを整理しましょう。
◆ 「米破産法 申請」?
中国恒大集団(エバーグランデ)は8/17、アメリカの裁判所に連邦破産法の適用を申請しました。
「ん?中国企業が【アメリカ】で破産法申請?」
となりますよね。まず、ここからみていきましょう。
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