あす日銀会合 直前ポイント整理
あす7/28(金)正午ごろ、日銀・金融政策決定会合の結果が公表されます。
今月、いろいろ日銀解説記事を流してきましたが、きょうは私自身のビューも交え、コンパクトにポイント整理をします。
◆ まず市場の見立ては…
7/27昼時点では、金融政策は現状維持との見方の方がやや優勢です。10年金利の誘導上限を0.5%とするYCC(イールドカーブ・コントロール)の修正もないという見立てです。
植田総裁が7/18に「持続的・安定的な2%の物価目標実現には距離がある」「距離があるとの認識に変化がなければ、粘り強く金融緩和を続ける姿勢も変わらない」と述べたことが影響しています。
その後、「YCCを議論」(読売)といった報道はあるものの、「YCC修正を検討」といったトーンにまで踏み込んだ報道はありません。
とはいえ、YCCは事前に修正予告の難しい政策でもあり、修正があるとの警戒感もくすぶっています。
◆ 後藤の見立ては…
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