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【中学英語】現在完了形②

前回は現在完了形について学習しました。

現在形は現在のことだけ過去形は過去の1点だけを表しますので、過去から現在に跨った話をするときには現在完了形を使うんですよね。

現在完了形は述語動詞を「have[has]+過去分詞」にしたんですよね。

現在完了形の用法の1つである継続用法について学びました。

継続用法の意味は
「(今まで)ずっと~である」
「(今まで)ずっと~し続けている」
で、文末に継続した期間を表す語がつきましたね。

ここまでが前回の復習です。

今日も張り切って頑張っていきましょう(`・ω・´)ゞ

【1】現在完了形(継続用法)の疑問文

前回に「have[has]は助動詞扱いです。ですので疑問文・否定文はcanのような助動詞のルールに従います。」というお話をしましたが覚えていますか?

助動詞の疑問文は、助動詞を文頭に持ってくるだけでしたよね。

canで例文を挙げると
He can speak English.
⇒ Can he speak English?
となりましたよね。

現在完了でもhave[has]を文頭に置くだけです。

過去分詞はいじらずにそのままにしておいてください。

He has lived in Tokyo for two years.
⇒ Has he lived in Tokyo for two years?

簡単ですよね。


ついでに否定文も勉強しちゃいましょう!

ルールに従えば、have[has]の後ろにnotをつけるだけです。

He has lived in Tokyo for two years.
⇒ He has not lived in Tokyo for two years.

省略形はそれぞれhaven’t、has’tになります。

◆【2】継続期間をたずねる疑問文

「どのくらい(長く)~していますか」という継続の期間をたずねる疑問文についてお話しますね。

これはYes / Noで答えられませんから…そう、疑問詞を使った疑問文になります。

「どのくらい〜」をたずねる疑問詞は…そう、Howを使うんですね。

念のため軽く疑問詞の復習をしておきますね。

疑問詞はYes / Noではなく、具体的な情報をたずねる場合に使いましたね。

主な疑問詞は
◉what    物をたずねる「何が・を?」
◉who     人をたずねる「誰が?」
◉when   時をたずねる「いつ?」
◉where  場所をたずねる「どこで?」
◉why     理由・目的をたずねる「なぜ?」
などがありましたね。

で、今回出てくるhowには
①手段・方法をたずねる「どのように?」「どうやって?」
②様子や状態をたずねる「どんなふうに?」
③程度をたずねる「どくらい?」「どの程度?」
の3つの用法があります。

今回は③を使います。

形は「How+形容詞・副詞~?」となります。

疑問詞の後は聞かれていものを除いて、疑問文を書けばよかったんですよね。

※注意!
主語をたずねる場合は、主語をWho / Whatに置き換えるだけでしたよね。
(つまり文の並びは変えません!)

Mike cooks breakfast.
のマイク(誰が作ったのか)をたずねる疑問文は
Who cooks breakfast?
となります。
(疑問詞は3人称単数扱いです)


時間の長さを表す形容詞はlongなので、継続の期間をたずねるときには「How long~?」を使います。

How long has he lived there?
           For two years.
           Since last year.

現在完了形(継続用法) have been

beenはbe動詞の過去分詞です。

be動詞は状態や様子を表す動詞でした。

be動詞+名詞で「主語が何ものなのか」を表しましたね。

be動詞+形容詞で「主語がどんな様子なのか」を表しましたね。

現在完了形(継続用法)と合わさって
「have been+名詞・形容詞」で「ずっと~である」
「have been+場所を表す語句」で「ずっと~にいる(ある)」
という表現になります。

We have been good friends for three years.
It has been sunny since last Saturday.
She has been in Tokyo for five days.


確認ですが、天候・寒暖・明暗・距離・時間を表す文では主語はItを使います。

これは日本語と違って、通常英語では主語を省略することはないからです。

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