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毎年恒例のアマガミ期間中にH×H37巻とW杯とチェンソーマンが終わってしまった:後編

今から大会を開く!お互いにコベニちゃんの前で自殺して…警察が来るまでに1番デケえ悲鳴を出させた奴の勝ち!(荒川区の挨拶)

そんな事したって姫野先輩は喜ばない。

今回はなるべくサクッと書こう。

チェンソーマン:アニメ感想

アニメ化の意義はまず高まる解像度だ。
MAPPAの仕事は正しくそれだ。漫画では感じにくかった(恐らく意図的なものだが)90年代という時代設定や、早川家の細かい描写が感じ取れた。
作画、声優、演技指導、BGM、効果音でMAPPAが外す事はないので安心して見れた。

このアニメ全体の方向性について。
MAPPA制作のジャンプ原作作品として呪術廻戦があるが、俺はあのアニメのギャグパート分があまり受け付けない。
厳かな寺の掲示板に坊主のウケ狙いなコメントが書いてある画像あるじゃないですか。アレに近いシラケ感がある。
チェンソーマンは多面性のある作品なのでどっちかに振り切った方が良いものになると思ってた。出来ればMAPPAの得意な方向で。
そりゃアクションシーンなんかはTRIGGERみたいな劇画的でエッジの効いた作画の方が迫力は出る。
が、チェンソーマンの戦闘シーンは実際めちゃくちゃ少ないし短い。
作品の大部分を占めるのはデンジという空っぽの青年に注がれる「当たり前」という名前の贅沢な現実なのだ。そこを大事にしなきゃそもそもチェンソーマンが成り立たない。

とは言え皆が色んな捉え方をしているという点、「あなたのチェンソーマン」が無視されていたとも思えない。
EDが特にそうで、一つとして同じチェンソーマンは無かったし、どれも確実にチェンソーマンだった。

欠点は次がいつになるのか全然掴めないところだが、HUNTER×HUNTERの新巻を待ってるような人間が痺れを切らすような事はない。

W杯見終わった後もプレミアリーグ見りゃいいし
チェンソーマン見終わった後も毎週火曜日に連載中じゃねえか。社会って贅沢だな。
本当にすることなくなっても七咲がいるしよ。

H×H37巻の感想?新巻出るまでにはやるよ!!!

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