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田中将大 楽天を退団 まとめ

東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が、2024年シーズンをもってチームを退団することが明らかになりました。
球界を代表するエースであり続けた田中投手の退団は、チームに激震といえるでしょう。

日本球界復帰から約3年、田中投手は現在、通算197勝を挙げており、200勝まであとわずかというところでの退団となりました。
球団は200勝をカウントダウンするサイトも作成し、楽天で達成する瞬間をファン誰もが心待ちにしていました。


2021年にメジャーリーグから日本球界に復帰し、古巣である楽天でプレーを続けてきた田中投手。しかし、ここ数年は苦しい状況が続き、2023年シーズンには大幅な減俸を受け入れて契約を更改。さらに、報道によれば3年連続で減額制限を超える年俸が提示されていたとされています。2024年シーズンではわずか1試合の登板にとどまり、かつてのような活躍は見られませんでした。
今季の年俸提示が退団の引き金となった可能性も考えられます。


そんな田中投手の日本球界でのハイライトは、何といっても2013年シーズンの日本一でしょう。当時、楽天のエースとして巨人との日本シリーズで熱投を見せ、球団初の日本一に大きく貢献しました。そのシーズン、田中投手は無敗の24勝を記録し、「神の領域」とも称される活躍でファンを魅了しました。
雨が降る中、「あとひとつ」の大合唱、日本一を決め切った瞬間は、球史に残るドラマでした。

また、もうひとつ記憶に残っているのが、復帰後の凱旋登板。東京ドームで行われた試合では、多くのファンが彼のピッチングを見届け、スタジアムは大きな拍手に包まれました。
その中には敵チームのファンから送られた拍手も含まれており、田中投手の存在感と功績がいかに大きかったかを物語っています。
かつて、緊急で東京ドームへの出張が決まった際にその光景を目の当たりにしたことは忘れられません。


田中投手の退団は楽天だけでなく、日本球界全体にも影響を与えるニュースです。彼の次なる挑戦がどのような形になるのか、注目が集まります。新天地でのプレーも十二分に考えられます。

楽天にとっては、嶋基宏さん流失以上の、衝撃と言えるでしょう。嶋さんも、ヤクルトに移ってから数年間は仙台に住居を構えていたと、風の噂で聞いています。
田中将大投手と、今後の楽天の関係はどうなるのか。選手として、人材として、これからどうなるのか注視していきましょう。

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