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阿部寿樹の移籍1年目!時期別に振り返ったら後半戦が…

パ・リーグはCSファーストステージ3戦目に突入。
楽天も夏以降の猛追がありましたが、あと一歩届かず。
寿樹にとっても地元・東北の球団に移籍して初のシーズンが終わりました。
あと一歩のところでCS進出を逃したラストゲームは最後の打者に。悔しさも残ったはずです。
シーズンを通してみると、開幕当初は不振でした。寿樹サポーターの方々は心配で仕方なかったはず。ところが、夏以降の活躍で最終戦にもスタメン起用、「良く巻き返してくれた」というのが、個人的には正直なところです。

楽天移籍後1年目の成績はこのようになりました。

阿部寿樹(2023)
打率.255 55安打 17二塁打 24打点 4本塁打 27四球 出塁率.340

出塁率.340はキャリアハイの数字。試合に出場する中で、一定の存在感は発揮してくれたのではないかと思います。打率1割台で低空飛行していた前半戦を考えると、繰り返しになりますが、本当によく巻き返してくれました。
今回の投稿では、1軍登録時期を3つの期間に分けて、それぞれの成績を振り返っていきます。



1.苦難のスタート

①3月29日 ~4月13日
28打数 3安打 0打点 9三振 打率.107 5四球

菅生調べ

開幕一軍も、打率は1割。改めて見ると、この打席数で9三振は多くやはり状態は良くなかったのかなと。四球が多かったところを見ても、探りながらの春先となったところ。あと、指摘されていた方もいましたが、かがみ気味になっていた打撃フォームも、結果につながりませんでした。
個人の目線で見たところだと、「もっとチャンスあげてよ~」と叫びたいところでしたが、数字と内容を見ると仕方なかったのかなと振り返ります。

2交流戦での再会

②5月21日 ~ 6月30日
38打数 6安打 4打点 4三振 打率.158 2四球

菅生調べ

交流戦に入るタイミングで、出場登録。二軍調整を経ての再昇格も、結果マルチヒットなし。ただ6安打中5本が二塁打と、シーズン序盤に比べ前向きな結果が出始めました。
6月10日には、東北放送からご依頼を頂き、現地取材で寿樹と再会。以下の記事にまとめてあります。


母校の裏話をすると、一関第一高校のOBが古巣中日戦に合わせ観戦ツアーを組んでいましたが、5月半ばまでの二軍調整を受け、ツアーが中止に。その後、出場登録が発表され、なんともチグハグな形になってしまいました…

3.巻き返しの夏!

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