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短歌の世界は厳しい

2014/8/27 記
 3回目の短歌クラブに行ったよ。
 例の如く、2首作っていくことになっているので俺はこんなの書いて出したんだ。
 「ひきがえる そんなに泣くなよ夏な夜 深き思いは俺も同じさ」
 っての。どう?
 実はこれ、今回パクられた夏に新聞に載ってたのをパクった。
 本当はひきがえるじゃなく、鈴虫なんだけどここでは塀の外で夜、ひき蛙がやかましいのでそれにしたんだ。
 新聞での批評は絶賛されていたと記憶している。
 短歌には興味のない俺が覚えていたくらいなので、先生がどんな評価をするのか、悪いけど試してみたくなった。
 有名な歌なら、すぐにパクリとバレるかもしれない。
 ところが蓋を開けてみたらどうだ。
 けちょんけちょんに言われたよ。
 最初は
「ひきがえると話をしてるわけかい?面白いねぇ」
 くらいだったのがそのうち、
 「口語的なので文章に重みがない」
 「作品がいかにも幼稚だ」
 と、捲し立ててくる。
 おいおい、短歌の発表、歌会では人の作品の良いところだけ批評して、決して悪いところを指摘しないのが約束だとかこの前言ってたくせに随分話が違うじゃないか。
 やっぱり石川啄木フリークの文学爺さんなので、ガチガチに固い短歌しか受け入れられないようだ。
 かといえ、短歌も人によってはこれだけ評価も受け取り方も違うということがわかった。
 次回の作品はちと固い、爺さん好みの歌をなんとか作って提出だ。

 とはいえ、難しいんだよ、俺の頭では。

PS
思い出したぞ、
あのジジイ頭に来たな。

昨日、携帯を落として焦ったのなんのって。おかげで毎日更新は一日サボってしまった。
見つかったからよかったものの、昔からよく失くすんだよなぁ。
しかし今、携帯無くしたら何にもできないのを思い知った。
注意して生活しよう。

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