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「BURT BACHARACH PLAYS HIS HITS」 BURT BACHARACH

「疲れたな。」と、ボンヤリ部屋を見回していると、和かに笑い掛けてくれる女性と目が合った。

「フフッ♫」


と、まるで笑い声が聞こえてきそうな、そのCDジャケットの女性とは、かれこれ21年の付き合い。

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大好きな『パート・バカラック』先生のアルバムに相応しい素敵な女性でないか。


〜BURT・BACHARACHとは〜
カーペンターズやディオンヌ・ワーウィック、BJトーマスやダスティ・スプリングフィールド・・・などなど数えきれない程のアーティストに、これまた多数の名曲を取り上げられている、正に「ポップス界最強のメロディメイカー」の重鎮の一人だ。

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このバート・バカラックの生み出すメロディは、本当に素晴らしく、曲は知らずとも「美しいメロディ」を誰しもが必ず一度は耳にしている筈だ。

「雨にぬれても」「恋の面影」「アルフィー」「遥かなる影」「エイプリル・フール」・・・
数々のエヴァーグリーンな魅力に溢れた名曲
達。

このアルバムは、そんな名曲達を生み出したバート・バカラックの記念すべきデヴュー作だ。

『WALK ON BY』をどうぞ♫


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此方のCDが世界初CD化され、日本盤として登場したのは1997年。
実はこの年、アメリカでは見事なタイミングで、とある映画が公開されていた。

マイク・マイヤーズ演ずる
「阿呆でヒップでタフでスタイリッシュで天才な英国人諜報員」が大活躍するバカ・映画

「オースティン・パワーズ」だ。


この映画ではバート・バカラックの名曲が、至る所で散りばめられており、映画の世界観を形作る大きな要素となっていた。

「愛すべきバカとエヴァーグリーンな名曲」

なんて粋な組み合わせだろう。

こんなBGMが人生の至るシーンで、映画の様にかかってくれたなら、殺伐とした心も救われるだろうに。

お薦めしよう。


柔らかな「バカラック・ホーン」に誘われて、雨降る畦道を濡れて歩くのも好いものさ。

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