五泉市のワクチン接種スケジュール 9月までに何人が受けられるのか?

2021年8月25日版の広報ごせんにて「全年齢対象」の新型コロナワクチン接種スケジュールが公開されました。8月30日現在、公開されている接種日程表では1回目の接種については8月末~9月末、2回目の接種は9月中旬から10月中旬となっています。

五泉市役所のWEBで公開されている国勢調査データによると15~54歳の人口は約1万8千人。新潟県が公開しているワクチン接種状況で、8月22日時点で五泉市における12~64歳の1回目接種率は30%未満。
人口の7割は接種が済んでいないと仮定すると15~54歳だけで最低でもも約1万2千人がワクチン接種を待っていると推計できます。

さて、現在公開されているスケジュールでどれくらいの人数が接種できるのでしょうか。五泉市の「新型コロナワクチン接種 相談・予約コールセンター」へ問い合わせてみました。

電話で確認をしたところ、ワクチン接種は15分間隔で枠が区切られており、1枠で20~25人接種するスケジュールとなっているそうです。

接種会場がオープンする日は14日間で、1回目の接種時間を合計すると58時間。1枠15分で接種する人数を22.5人と仮定します。
 22.5人×58時間×4=5220人

12歳以上の接種対象者は1万人以上います。
ワクチン接種が加速しないのはワクチンの供給不足なのか、打ち手の不足なのか、どこにボトルネックがあるのかは公開情報からは知ることができませんでした。

いずれにせよ、接種を大きく加速する手段を考えなくては、冬までにワクチンが行きわたりません。9月3日から始まる市議会 定例会でどのような議論が行われるか注目です。

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