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ノスタルジックカーフェスタGOSEN 2020 来場者数1万6000人??

天気にも恵まれた「ノスタルジックカーフェスタGOSEN 2020
市の予算から254万7千円が投入されているイベントであり、大盛況のうちに幕を閉じたことは非常に喜ばしい!!
ただ、一つ疑問が・・・
6月9日午前の五泉市議会 6月の定例会にて来場者は延べ1万6000人と発表があった。会場は常に満員状態だったと聞いているが、公表されている来場者数は本当なのだろうか。

開催前の試算

投入した税金の費用対効果と駐車場不足も心配で開催前に試算した結果は、来場者数は約1000人。

開催後の試算

結果として臨時駐車場が複数開設されたので、試算時より来場者数が増えたことは間違いない。しかし本当にたった一日で1万6000人が来れるのだろうか。臨時駐車場も含めて改めて計算してみる。

試算条件

  • ラポルテ五泉の無料駐車場(160台)
    1/3を一般車駐車スペース 平均利用率 90%

  • 東公園の駐車場(270台) 平均利用率 80%

  • 五泉市役所駐車場 正面(70台) 平均利用率 90%

  • 五泉市役所駐車場 裏手(120台) 平均利用率 70%

  • 二七の市スペース(80台) 平均利用率 70%

  • 1台の車で訪問する人数 平均2.5名

  • 滞在時間 平均1.5時間

  • イベント開催時間 9時~15時の6時間

試算結果

上記条件で計算をすると、1時間当たりの563人が新規来場していることになる。
563人×2.5人×4回転=5630人

1万6000人には程遠い数字。
滞在時間を1時間に変えた場合は8445人、1台あたりの乗車人数を3人に変えても6756人。来場方法を車に限定しているが、五泉のイベントで残り約1万人が公共交通機関で訪れたというのは現実的ではない。本当に1万6000人来たのだろうか、どのようなカウントの仕方をしているか疑問が残る。

盛況だったことは素晴らしい結果であるが、次回に向けより良いイベントにするためには景気の良い数字や嬉しい数字ではなく正しいデータが必要である。

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