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【開店までの道のり③】初めての物件改装

こんにちは。
雑貨屋ごろね店主です。

2020年7月にオープンした雑貨屋ごろね。
開業するまでの日々は始めのことだらけで、全然思い通りには進みませんでした…。
今回は物件の改装について書いていきたいと思います。

前回の記事で詳しく書いているのですが、保健所に営業許可について聞きに行くと、今の物件のままでは、コーヒーを提供するための営業許可を得られないことが分かりました。

どうしよう、、改装費用は考えてなかったし、もうコーヒーを出すのは諦めるか?とも考えました。
でもやりたかったのは、コーヒーも飲める雑貨屋さん。
障害のある人や作業所を応援したいお客さんが気軽に通えるように、雑貨だけでなく、どうしてもコーヒーは出したかったのです。

まずは、大家さんに相談しました。
大家さんは3代続く京都の手焼き煎餅屋さん。
商売のことも詳しく、ここは先輩に聞くしかない!と思いました。

大家さんは家族勢ぞろいで、親身に相談に乗ってくださり(ありがたい!!)
「やりたいお店のカタチにした方がいい」
「商売する時の借金は悪いことじゃないし、お金を借りて返して銀行と信用を作るのも大事だよ」と言ってもらい、私も、やっぱり部屋を改造してコーヒーを出そう!と決めることができました。


もともと狭いひと部屋の物件。
ここに調理スペースを作るとなると、ギリギリの面積しか取れません。自作の見取り図を作り、パズルのように、冷蔵庫やシンクをどこに設置するのがベストか考えました。工務店の方からもアドバイスをもらい、最終的にはこんな配置になりました。

自作の見取り図

もともと表側の壁に窓はなかったのですが、「窓からコーヒーを出す」のをやりたくて、新たに窓と棚を設置しました。

工事費の節約を考えて、窓や棚はなくてもいいかな?とも思いましたが、工務店の方の「最初に考えていた完成イメージ通りにする方がいいと思いますよ。これから始めるお店の大事な外観、内装ですし、妥協しすぎるのも良くないです。」の一言に、この形になりました。
結果、窓と棚を作ってよかった!と大満足です。

工事完成後 玄関

工事内容が決まって、工事が着工されるまでは、工務店さんが材料を集めたり、専門分野の業者を手配したりするのに、ある程度時間がかかりました。外観工事をするのに天候も配慮しないといけないので、工事が完了してから保健所に連絡をして、許可が出てからオープン日を決める方が焦らなくてよいと思います。
私は先にオープン日を決めて、オープニングイベントも企画してチラシを配ってしまっていたので、なかなか工事が始まらない状況に、保健所が来る予定日に間に合うんだろうかとめっちゃ焦ってました。


工事が完了して備品を運び入れてみると、見取り図で考えていた通り、シンクや冷蔵庫がピタッとハマりました。
かなり狭いですが、ここでコーヒーを作ったり、お金の受け渡しをしています。
写真のように、シンクや冷蔵庫だけの状態だとまあまあ余裕があるように見えますが、現在は備品が増えて動きずらくなっています。整理整頓しなければ。。

工事完成後のキッチン部分

工事後、保健所の担当者が来て、規定の設備が整っているかをチェック。
保健所に相談に行っている時は、何回も通って、注意点をいくつも言われて、「この素材はだめ」「この間取りはだめ」とダメ出しばかりで大変だったのですが、現地をチェックする当日は、あっさりとオーケーが出て、拍子抜けでした。
営業許可も無事にもらえて、2020年7月23日に雑貨屋ごろねはオープンしました。


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