大好きな推しの夢が見たい!夢の売買ができたらいいのに!そう言っていた方をヒントに
近未来のお話でオムニバスの物語で書き始めました。
皆さんはどんな夢を買って見てみたいですか?
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2022年12月の記事一覧
Dream バイバイ。9話目
『時代は西暦2072年、今より少し未来のお話。
私達は夢を売り買いする、夢制作会社
『Dream buy bye』
私はその映像制作の編集者の一人、山口梅子(やまぐちうめこ)。25歳。この会社に入って3年目。
今日も、夢を買いに来られたお客様がいらっしゃいました。
まずはどの様な夢をお求めか、お聞き致しましょう。』
ーーー山本 妙子(75歳)、陽三(80歳)の場合ーーーー
梅子「いらっしゃい
Dream バイバイ。10話目
ーーー山本 妙子(75歳)、陽三(80歳)の場合ーーNo.2ーー
陽三「おおーーい!!誰か!!誰かおらんのか?!!!温かいお茶って言ってるんだ!!早くもってこんか!!!」
一人の男性の老人が縁側近くのカウチソファに腰掛けながら大きな声で部屋の奥に向かって叫んでいた。
妙子「あ。はいはい。お待たせしました。」
陽三「遅いぞ!!何でまた、こんな年寄りのヘルパーをよこしたんだ。
なんの役にも立たん。