今も誰かが「母性本能」で女を支配する
どーもシングルファーザーのごろうです。
父親がガチで子育てしている我が家から見ると、他の家庭の父親が育児の控えメンバーに甘んじている事が疑問に思います。
なぜ女性が育児をするのか?
おそらく女性が育児の中心を担っている原因は、「妊娠から授乳」にあります。これは男性にはできない作業なので、任せるよりありません。(授乳はミルクを使えば男性でも余裕でできる)
このことで、男性は「ああ、子供は母親がみてくれるのね」と安心してしまいます。確かにこの段階までは、「母性本能」が働いています。
離乳後の母性本能と父性本能
結論からいうと、この段階で父と母の子育てポテンシャルは等しくなります。ここまでの段階で母の実績(妊娠や授乳)があるため、母に有利です。しかし、子育てはここからの時間の方が長いんです。それを最初の1年~2年の間で、女性が育児に向いている→母性本能があるからなぁ、と結論づけるのは早すぎます。
「母性本能」という嘘
「子育ては母親のするものだ。」これは、テレビでもあり前ののようにタレントさんや学者が言っていますが、自分がそう育ったからで思考停止しているように感じます。
80年前の戦争で、男は消耗品にされ、女は子育ての機械になるようにもとめられ、戦後の経済成長でもそのマインドは残り続けました。
私は、父として子供を育てているのでわかりますが、皆の言っている「母性本能」は男性にだってある。それも当たり前に。
逆の言い方をすれば、授乳後に女性だけにある母性本能なんて存在しない。
では皆の言っている母性本能とは何か
これは、ただの親切心、ホスピタリティです。一緒にいる時間が長ければ愛着はどんどん増していき、子供からも愛されるようになります。私の子供が通っている保育園でも、男性の保育士がいて、とても尊敬しています。(初めは馬鹿にしていました。すみません)
男だ女だと言っている時代が終わり、子供も父親から愛してもらえる時代がやってきました。世のお父さん方、母親負けずと子供だちと時間を過ごしてあげてくださいね!!
おわり
イラストは、eomminaによるPixabayからの画像 から頂きました。
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