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走ることはエネルギーを戴くこと

五十路を迎えてからマラソンを始めました。
とはいってもフルマラソンに出たのは2回だけで、その2回目の
東京マラソン2017に出てから体調を崩し約2年間は走ることが
できませんでした。それなのにまた走り始めたのは、
走ることでエネルギーを戴けるからです。

私達の日常ってエネルギーを使うことばかりです。
通勤、人間関係、接客、上司への気遣い、育児、犬のお世話、
旦那の食事、掃除、洗濯、会議、テレマ、メールでの報告、etc.
どこかで補充しないとエネルギーは枯渇してしまいます。
よく、エネルギー補充は『食事』と『睡眠』と言われますが
身体はそれで充電できるかもしれませんが、
心の充電はできないと思っています。

私の場合それが走ることでした。ただ走るだけならジムの
ランニングマシンで充分だったのかも知れません。
そうではなく、例えば先週の日曜日は『海の公園』で。
潮風を感じながら、すれ違うランナーには心でエール、散歩する
ワンちゃんとアイコンタクト、手をつないで歩いている老夫婦に
ほのぼのし、周を追ってペースが上がるとテンションもアップ。
走り終えた後のクールダウンは、クローバーの絨毯に寝転んで
「あ~よく頑張った!」
身体はクタクタなのに心は満タン!一体誰が充電してくれたのか?
私は海から、時には山から、森から、街からエネルギーを戴いたと
思っています。

それを感じられるようになってからは、私は走って膝が痛くなって
腰も痛くなって、時には転んで、「もう走りたくない」と思っても
また性懲りもなく走りに出かけてしまうのです。


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