見出し画像

桃太郎は正義なのか!?

SNSで叩かれて心を痛めたり、悪魔の証明を求められて退陣してしまったり。そんなことで素晴らしい才能や技術が無残にも潰されていく。。。

これって実は日本人なら大半が知っている昔ばなし「桃太郎」のストーリーを素直に受け入れてしまっているが故に起こる事なのではないだろうか。

「桃から生まれた桃太郎は成長し、鬼ヶ島へ鬼退治へ向かう。その途中、きびだんごを与え、犬・猿・キジを味方につけ、見事鬼退治に成功し、財宝を持ち帰り、それも元手に暮らしました」という話。

鬼は悪い奴だから退治されて当然、そのな悪い鬼たちに物おじせずに果敢に立ち向かい勝利する桃太郎は立派だな~。というのが、世間一般の解釈かもしれないけど、ちょっとまってくださいよと。

そもそも、鬼って家(鬼ヶ島)に押しかけられて家族ももろとも滅多打ちにされるほど悪い事したんですかって話ですよね。それに、あくまで財宝を桃太郎の育てた爺さん、婆さんの暮らす近所の人々から奪われたものだとして、持ち帰ったのはいいとして、それらを元の所有者に返したんですか。そして、鬼退治の功労者(動物)である犬・猿・キジは団子1個で手切れですか?

そう考えると、桃太郎って結構あくどい存在。

それを現代に置き換えてみると、配役はこんな感じか?
 桃太郎:マスコミ・編集者・YouTuberなど
 爺さん・婆さん:出版社
 お供:情報提供者・陰謀論者
 鬼:著名人・政治家・病気の治療法・ワクチンなど

本当に悪者は疑わしい鬼を、お供の協力(ネタ)を元に、過剰な記述や発言によって一刀両断。そして、発行部数や視聴率、再生数による収入を得て、爺さん・婆さんと分かち合い懐はホクホクと。。。

桃太郎が匿名希望の場合は、鬼は退治されど、宝は得られず誰もホクホクしない。

村人たちは刀を抜き、正義を振りかざしたものを、正しき者と認識し、振りかざされた相手には何の悪気も感じず悪の烙印を押す。

声がデカい人達だけが優越感に浸れる社会ってほんとつまらないよな。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?